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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (162 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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高齢者人口の更なる増加と人口減少に対応するため、限りある資源を有効に活用し
ながら、質の高い効率的な医療・介護サービスの提供体制を確保するとともに、医療・
介護DXの政府を挙げての強力な推進、ロボット・デジタル技術やICT・オンライ
ン診療の活用、タスクシフト/シェア、医療の機能分化と連携など地域の実情に応じ、
多様な政策を連携させる必要がある。
【統合イノベーション戦略 2024(令和6年6月4日閣議決定)】
第1章
3.着実に推進する3つの基軸
(1) 先端科学技術の戦略的な推進
① 重要分野の戦略的な推進
(健康・医療)
高齢者を始めあらゆる年代が健康な社会(幸齢社会)を実現するため、ライフコー
スに着目した研究開発を総合的に推進する。具体的には、認知症等の脳神経疾患の早
期予防・治療に向けた研究、次世代iPS細胞等による革新的な融合研究やiPS創
薬研究、バイオバンク間の連携による個別化医療・予防医療の実現、オルガノイド等
を駆使した研究開発等を推進し、ライフコースのメカニズム解明を進めるとともに、
「がん研究 10 か年戦略(第5次)」に基づく社会実装を意識したがん研究の推進、
健康・医療・介護に関する情報やライフログデータ等のPHRを有機的に連結できる
環境の整備やオンライン診療・遠隔医療等の普及を推進する。
第2章 Society 5.0 の実現に向けた科学技術・イノベーション政策
4.官民連携による分野別戦略の推進
(1)AI技術
人工知能(AI)の利活用が広く社会の中で進展してきており、米国、中国をはじ
めとした諸外国ではAIに関する国家戦略を策定し、世界をリードすべくしのぎを削
っている。こうした中、AIが社会に多大なる便益をもたらす一方で、その影響力が
大きいことを踏まえ、適切な開発と社会実装を推進していくことが必要である。この
ため、第6期基本計画期間中は、
「AI戦略 2019」に掲げた教育改革、研究体制の再
構築、社会実装、データ関連基盤整備、倫理等に関する具体目標を実現すべく、関係
府省庁等での各取組を進めていく。また、深層学習の原理解明による次世代の機械学
習アルゴリズム、同時通訳等の高度な自然言語処理、医療やものづくり分野等への適
用に重要な信頼性の高いAI等の諸外国に伍する先端的な研究開発や人材・研究環
境・データの確保・強化など、戦略の進捗状況やAIの社会実装の進展等を踏まえた
不断の見直しを行い、国民一人ひとりがAIの具体的な便益を実感できるよう、戦略
を推進していく。
【健康・医療戦略(第2期)(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月9日一部変
更)】
4.2.健康長寿社会の形成に資する新産業創出及び国際展開の促進等
4.2.1.新産業創出
(1)公的保険外のヘルスケア産業の促進等
○適正なサービス提供のための環境整備
(イノベーションの社会実装)」
・ICT、AI、ロボットなどの新たな技術の医療・介護現場への導入やヘルスケアサー
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