よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (103 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

イルス感染症分野と薬剤耐性菌(AMR)関連分野等について、重点を置いて行う。
【成果の活用】第 26 回 EID にて、研究成果や米国・アジア諸国との連携に係る総合的
な取組を発表・議論することで、国際的な感染症等の発生等、有事における迅速な対
応等が可能となる協力関係を強化する。
【課題名】日米医学協力計画を基軸とした「若手・女性研究者育成共同研究プログラム」
【概要】
「若手・女性研究者育成共同研究プログラムに関する研究課題」については、応
募される研究計画は良質なものが多いこと、また、令和3年4月の日米首脳会談にお
ける共同声明の別添文書「日米競争力・強靱性(コア)パートナーシップ」に明記さ
れた「AMED-NIH 日米連携強化」に基づいて開催されたワークショップにおける議論
で、本プログラムの更なる推進について合意がなされたことから、若手・女性研究者
の育成を強化する。
【成果の活用】「経済財政運営と改革の基本方針 2023」、「統合イノベーション戦略
2023」等においても掲げられている若者の世界での活躍を支援し、コロナ禍で停滞し
た国際頭脳循環の活性化に取り組む科学技術・イノベーションへの投資に資する若
手・女性研究者の人材育成にさらに貢献する。将来的に採択者のその後の活躍に関し
て適宜フォローを行い、AMED 研究における他の統合プロジェクトへの導出を目指す。

(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】60 周年記念式典の結果を踏まえた更なる日米医学協力計画の推進
【概要】2025 年3月に我が国で開催予定の 60 周年記念式典で得られた成果を踏まえつ
つ、更なる日米医学の発展を目指して、積極的な情報発信、日米医学協力計画を基軸
としたアジア地域等にまん延する疾病等に関するワークショップや研究成果報告等
を行う。
【成果の活用】日米医学協力計画においてこれまでに培った土台の拡大、さらなる日米
連携強化が期待される。
【課題名】日米医学協力計画の次世代を担う若手研究者育成のためのメンタリング強化
【概要】第 24 回 EID 国際会議での米国との日米医学 Joint committee 会議 での協議に
より合意した、次世代を担う若手研究者育成のためのメンタリング強化を実践するた
め、若手研究者に日米医学協力計画の日米双方の中堅以上の研究者からメンタリング
を受ける機会を支援する。令和7年度は令和6年度に各専門部会で実施した若手育成
のためのパイロットプランをベースに支援プログラムを確立し実施する。
【成果の活用】日米医学協力計画を担う新世代主要研究者の育成および国際性の高い新
世代研究者間コミュニティの醸成が期待される。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
第2章 社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
~賃上げの定着と戦略的な投資による所得と生産性の向上~
99