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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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の若手・女性研究者育成共同研究プログラムに採択された研究者が、デング熱やジカ
熱などの蚊媒介性感染症の伝播様式及び免疫応答解明への貢献が認められ、令和2年
12 月に第4回 AMED 理事長賞を受賞した。また、COVID-19 に関する世界最大のホス
トゲノム研究である COVID-19 Host Genetics Initiative にアジア最大の研究グルー
プとして参加し、COVID-19 重症化に関連する 13 の遺伝子多型の発見にも貢献した。
その他、ブニヤウイルスに対する広域スペクトル活性を有するキャップ依存性エンド
ヌクレアーゼ阻害剤を製薬企業と協働し同定する成果を上げた。
【成果の活用】世界をリードする学術的な実績の積み上げや、本プログラムを経た2名
の女性研究者が日米医学協力計画の専門部会長に就任するなど、強力な指導力を発揮
することができる若手及び女性研究者が育成された。また若手・女性研究者共同公募
採択者の EID 会議での発表により、既存または新規の共同研究の発展に繋がった。

<EID 会議開催実績>
第 23 回 EID 令和5年3月開催:フィリピン
「アジアにまん延する微生物及び寄生虫疾患及び関連するがん疾患」
第 24 回 EID 令和6年3月開催:韓国
「アジアにまん延するウイルス疾患」
第 25 回 EID 令和7年3月頃開催:日本(予定)
(全分野対象、日米医学協力計画 60 周年記念式典)
※令和5年5月 16 日に開催された日米科学技術研究開発協力協定に基づく第 15 回合同
高級委員会において、本計画の取組並びに令和6年度に日本主催で実施を計画中の 60
周年記念式典について説明がなされた。
<定量的な研究成果>
○令和5年度
・学会誌・雑誌等における論文発表:215 件
・学会・シンポジウム等における口頭・ポスター発表:248 件
・診療ガイドライン、省令、基準、日本薬局方、添付文書改訂、国の技術文書(通知)
等への反映:4件
○令和4年度
・学会誌・雑誌等における論文発表:319 件
・学会・シンポジウム等における口頭・ポスター発表:411 件
・診療ガイドライン、省令、基準、日本薬局方、添付文書改訂、国の技術文書(通知)
等への反映:4件

2 令和7年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研
究活動の推進
【概要】米国・アジア諸国との連携の枠組みを強化する取組を推進する。9つの専門部
会のうち、特に国際的な流行・パンデミックが想定され、迅速な対応が求められるウ
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