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【資料2】令和8年度研究事業実施方針作成のための意見伺い(AMED研究) (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名

シーズ開発・研究基盤 PJ

地球規模保健課題解決推進のための研究事業(国際
課分)

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

大臣官房国際課
国際戦略推進部
なし

当初予算額(千円)


国際戦略推進課

令和4年度
92,904

令和5年度
91,749

令和6年度
91,749

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
持続可能な開発目標(SDGs)において、改めて保健医療分野のゴールが設定される中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、地球規模の保健医療課題の重要性は、国際社会
において益々高まっている。我が国は、国際保健関連の政府方針・戦略を近年相次いで
策定するともに、平成 28 年及び令和5年の G7、令和元年の G20 では議長国を務め、よ
り効果的・効率的に国際保健に貢献し、国際社会における存在感を維持・強化すること
を表明した。また、我が国は、医薬品、医療機器及び医療技術等の開発を実現し、国内
のみならず諸外国の医療の向上への貢献を推進することも表明しており、海外の研究機
関と国内の臨床研究実施機関との共同研究の実施及び連携を推進している。
【事業目標】
1. 我が国の知見や技術を移転し、低・中所得国の保健医療分野 SDGs の実現に寄与す
る。
2. 低・中所得国の健康・医療問題改善に資する、我が国発の医療機器・医療技術・医療
システム等の海外での活用に向けた実装・臨床研究を推進する。
3. 世界保健機関(WHO)等の国際機関等における規範設定や各国の保健医療施策策定に
資する成果を創出し、我が国の保健医療外交戦略を推進する。
4. Global Alliance for Chronic Diseases (GACD)等の研究開発資金配分機関(FA)の
国際アライアンスを活用して国際共同研究を実施し、研究開発成果の価値向上を図
る。
5. 海外での実装フェーズで活躍する若手の育成・確保に寄与する。
【研究のスコープ】
○ 対象国の臨床現場で導入・普及されていない医療機器・医療技術・医療システム等
の有効性、安全性、効率性等を評価するための実装・臨床研究
○ 開発した保健医療技術を対象国で普及するための研究、及びそれらを実装するため
の研究
○ エビデンスが証明された医療技術等を、リソースの限られた国でも導入できるよう
最適化を目指すための実証研究
○ 課題解決に資する基礎的知見を収集するための疫学研究
【期待されるアウトプット】(※)
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