よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (94 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

ること、インシデント及びア
クシデントの情報共有等を
行うことなど、医療事故防
止、感染管理及び医療機器等
の安全管理に努め、医療安全
管理体制の充実を図ること。
また、患者・家族に必要な
説明を行い、情報の共有化に
努めることにより、患者との
信頼関係を構築し、また、患
者・家族が治療の選択、決定
を医療者とともに主体的に
行うことができるよう支援
することに加え、入院時から
地域ケアを見通し、地域生活
への移行を目指した良質か
つ適切な医療の提供を行う
こと。
重症心身障害児(者)に対
して、心身の発達を促す医療
及び様々な合併症を予防す
る総合的医療等、質の高い医
療の提供を行うこと。
「研究開発成果の最大化」
と「適正、効果的かつ効率的
な業務運営」との両立の実現
に資するよう、手術件数・病
床利用率・平均在院日数・入
院実患者数等について、中長
期計画等に適切な数値目標
を設定すること。
上記数値目標の実績につ
いて、病院の担当疾患に係る
割合を分析すること等によ
り、国立研究開発法人の病院
として適切かつ健全に運営
を行うための病床規模等を
検討すること。

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

ったため、令和7年度も引き続き褥瘡対策
に多職種でかかわり、さらなる質の向上を
図り褥瘡発生率低下と治癒率向上を目指
す。
(3)精神科病棟多職種チーム
医師、看護師、MSW、PSW、リハビリ、心
理療法士等がチームを組み、早期退院、在
宅における患者フォローを実施。在院日数
短縮、再入院の予防等を実施している。
(4)呼吸ケアサポートチーム
呼吸ケアサポートチーム(RST)は、患者
の呼吸ケアに携わる医療スタッフが横断
的に取り組み、呼吸管理の質の向上を目的
としている。医師、看護師、臨床工学士、
理学療法士により構成され、チームで協力
して呼吸ケアの相談、教育、実践を行った
。また月2回ほどカルテ回診を実施してお
り、令和6年度のRST回診による介入件数
は延べ433件である。
(5)精神科リエゾンチーム
精神科リエゾン介入依頼は、124件(
内訳:2階南病棟6件、2階北病棟34件
、3階南病棟36件、3階北病棟22件、4
階南病棟26件)であった。精神看護専門
看護師による回診は、累計で489件実施
した。ケア会議やIC、病棟カンファレン
スへの出席は21件であった。精神科リエ
ゾン介入依頼患者の入院病名(電子カル
テの介入依頼に入力された病名・入院後
に診断されたものも含める)では、パー
キンソン病30名、てんかん23名、脊髄小
脳変性症6名、多系統萎縮症6名、筋萎
縮性側索硬化症5名、脳炎4名、多発性
硬化症4名、その他46名で、介入依頼内
容の内訳は、不安21件、抑うつ19件、疾
患受容支援13件、てんかん治療13件、幻
覚妄想12件、ケアの拒否・易怒性8件、
その他38件であった。
現状では精神科リエゾンチーム加算の
算定は行っていないが、一般病棟に限ら
ず、精神科リエゾンチーム加算の算定の対
象とならない障害者施設等入院基本料の
算定病棟からの神経・筋疾患の難病患者に
対する精神科リエゾン介入依頼に対応し
ており、精神的な治療やケアを要する患者
への治療・心理的サポートを通じ、精神科
以外の診療科の円滑な入院診療と患者の
満足度向上に貢献することができている。
・ 専門疾病センターにおい
て、多職種連携かつ診療科
横断的な活動を推進し、他
の医療機関のモデルとなる
ようなチーム医療の提供を

2. 専門疾病センターにおける他の医療機関のモ
デルとなるチーム医療の推進
(1)睡眠障害センター
作業療法士による集団睡眠改善プログラ

93 / 148

1-3
自己評価