資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (118 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
4.医療政策の推進等に関
する事項[情報発信事業]
4.医療政策の推進等に関す
る事項
4.医療政策の推進等に関す
る事項
(1)国への政策提言に関
する事項
(1)国への政策提言に関す
る事項
(1)国への政策提言に関す
る事項
研究、医療の均てん化及び
NC の連携によるデータベー
スやレジストリ整備等に取
り組む中で明らかになった
課題や我が国の医療政策の
展開等のうち、特に研究開発
に係る分野について、患者を
含めた国民の視点に立ち、科
学的見地を踏まえ、センター
として提言書をとりまとめ
た上で国への専門的提言を
行うこと。
精神・神経疾患等に関する ・ 我 が 国の 抱 えて いる 精
医療政策等の緊急性の高い課
神・神経疾患等に関する医
題を効果的、効率的に解決で
療政策、中でも自殺・うつ病
きるよう、国内外での研究成
対策及び難病の診断・治療
果及び NC の連携によるデー
法の開発等の緊急性の高い
タベースやレジストリを通じ
課題を効果的に解決できる
て得られた知見等を踏まえ、
よう努め、国内外での研究
センターとして提言書をとり
成果、実態調査結果及び専
まとめた上で専門的な政策提
門疾病センターでの活動や
言を行う。
成果等を踏まえた専門的な
特に危険ドラッグなどにつ
政策提言を行う。また、国が
いては、依存性・細胞毒性等を
設置する委員会等に積極的
評価して科学的データを提供
に参画する。
するなど国策としての薬物使
用の禁止及び制限についての
提案(依存性薬物の指定)を行
うとともに、治療法の開発、普
及を行う。
年度評価
項目別評定調書
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
1-5
自己評価
4.医療政策の推進等に関する事項
<評定と根拠>
評定: A
<評価の視点>
(1)国への政策提言に関する事項
○
1.政策提言
令和6年度における医療政策の推進等に関する事
項に係る成果は、次のとおり国への政策提言に関す
る事項、医療の均てん化及び情報の収集・発信に関
する事項並びに公衆衛生上の重大な危害への対応に
係る個々の目標ごとに中長期目標における所期の目
標を上回る成果を得られたと認められることから、
自己評価をAとしている。
研究開発に係る
分野について、患
者を含めた国民の
視点に立ち、科学
的見地を踏まえ、
センターとして提
言書をとりまと
め、国への専門的
提言を行っている
か。
「精神障害にも対応する地域包括ケアシス
テム」を支える仕組みの1つである包括的支
援マネジメントに関する公認心理師および作
業療法士の参加実態を明らかにし、現状での
課題と今後の方向性について示す報告書およ
びハンドブックの発行につながった。
<目標の内容①>
また、統合失調症患者が直面する社会生活上
国への政策提言については、精神・神経疾患等に
の困難を克服するための政策について、欧州、 関する医療政策及び自殺対策等の緊急性の高い課題
北米の研究者・医療従事者と協働し、提言書と を効果的、効率的に解決できるよう、国内外での研
して発信した。
究成果等を踏まえ、政策への貢献についてセンター
として取り組みを評価することとしている。
2. 国が設置する委員会等への参画
<目標と実績の比較>
令和6年度には、これまでの研究結果等を踏まえ、
(1)社会保障審議会障害者部会
以下のとおり専門的提言を行ったことにより、各種の
委員として参画し、障害福祉サービスデー
政策につなげる成果や成果への道筋に至った。
タベース等について、議論を行った。
「精神障害にも対応する地域包括ケアシステム」
を支える仕組みの1つである包括的支援マネジメン
(2)精神保健医療福祉の今後の施策推進に関す トに関する公認心理師および作業療法士の参加実態
る検討会
を明らかにし、現状での課題と今後の方向性につい
構成員として参画し、精神保健医療福祉に
て示す報告書およびハンドブックの発行につながっ
関して、議論を行った。
た。
また、統合失調症患者が直面する社会生活上の困難
(3)匿名障害福祉及び障害児福祉情報等の提供
を克服するための政策について、欧州、北米の研究者・
に関する専門委員会
医療従事者と協働し、提言書として発信した。
委員として参画し、障害福祉等関連情報及
び障害児福祉等関連情報の第三者への提供の
センター職員が、国が設置する 委員会等へ参画
可否等について専門的観点から議論を行った
し、専門的な見地から意見を述べた。座長として参画
。
した新たな規制対象となる薬物の生物学的評価試験
の結果について、専門的見地から意見を述べ、依存性
(4)規制改革推進会議 健康・医療・介護ワー
薬物の検討に貢献した。
キング・グループ
また、委員として参画し、障害福祉等関連情報及び
参考人として、「濫用等のおそれのある医
障害児福祉等関連情報の第三者への提供の可否等に
薬品の販売について」について専門家立場か
ついて専門的観点から議論を行った。
ら研究の紹介などを行い、医薬品の販売制度
に対する意見を述べた。
「健康づくりのための睡眠ガイド 2023」の普及啓発
のためのガイド作成に研究代表機関として貢献した。
(5)依存性薬物検討会
委員及び座長として、新たな規制対象とな
<目標の内容②>
る薬物の生物学的評価試験の結果について、
センターが取り組む医療分野に係る医療の均てん
専門的見地から意見を述べた。
化並びに情報の収集及び発信については、関係学会
等とも連携してゲノム情報、診療データ、患者レジ
(6)児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力
ストリ等を活用し、研究分野において指導力を発揮
者会議
するとともに、中核的な医療機関間のネットワーク
構成員として参画し、学校における児童・
化を推進し、高度かつ専門的な医療の普及を図り、
生徒の自殺予防対策に関して協議、意見を述
医療の標準化について評価する。
べた。
<目標と実績の比較>
(7)薬事審議会
令和6年度における個々の取組みは次のとおりで
委員として参画し、新規の医薬品や医療機
あり、これらを総括すれば、中長期計画における所
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