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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (109 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

3.人材育成に関する事項
[教育研修事業]

3.人材育成に関する事項

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
3.人材育成に関する事項

<定量的指標>


年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

1-4
自己評価

3.人材育成に関する事項

実務者・指導者
に対して、臨床研
究に携わる人のた
めの生物統計学講
座を毎年度 10 回
以上開催する。

<評定と根拠>
評定: A
統計初学者の受講も念頭にしたコースとして、
令和6年度における人材育成に関する成果は、中長
平成29年度に開設した「臨床研究に必要な統計的
期目標等における目標を達成し、精神・神経疾患等の
基礎知識講座」を継続し、年間10回開催、延200人
研究・医療における専門家を養成するため、数多くの
が参加した。
研修を受け入れており、期待される成果が得られてい
る。よって、自己評価をAとしている。

人材育成は、センターが医
療政策を牽引する上で特に
重要なものであることから、
センターが国内外の有為な
人材の育成拠点となるよう、 (1)リーダーとして活躍で (1)リーダーとして活躍で <評価の視点>
(1)リーダーとして活躍できる人材の育成
きる人材の育成
精神・神経疾患等に関する医
きる人材の育成
・ 実務者・指導者に対して、 ○ 精神・神経疾患
1. レジデント及び流動研究員等への教育内
療、研究(特に橋渡し研究)
臨床研究に携わる人のため
等に関する医療、
容等の充実
国内外の有為な人材の育成
及び関係政策を推進するに
の生物統計学講座を10回以
研究(特に橋渡し
拠点となるよう、精神・神経疾
あたりリーダーとして活躍
上開催する。また、若手研究
研究)及び関係政
ア 臨床研究研修制度(Clinical Research Tr
患 等 に 対 す る医 療 及 び研 究
できる人材の育成を行うと (特にトランスレーショナル
者などを対象にした、研究
策を推進するにあ
ack)の開催
成果発信及び国際交流のた
たりリーダーとし
令和6年度において、NCNPが実施した研
ともに、教育・研修方法の開 リサーチ)及び関係政策を推
めの英語教育を実施する。
て活躍できる人材
究者、研究開発人材の教育・人材育成に係
発などにより、モデル的な研 進するに当たり、リーダーと
の育成を行ってい
る教育訓練として、以下のセミナー等を実
修及び講習の実施及び普及 して活躍できる人材の育成を
るか。
また、
国立高
施した。また、若手研究グループ等を通じ
引き続き実施する。このため
に努めること。
度専門医療研究セ
て、レジデント、コメディカルスタッフ及
、臨床研究研修制度等を活用
ンター医療研究連
びリサーチフェロー等への教育・指導内容
具体的には、高度な医療技 してレジデント及び流動研究
携推進本部のほか
の充実に取り組んだ。
術を有する外国の医師が、そ 員等への教育を行う。厚生労
大学などアカデミ
・生物統計セミナー(全10回、200名)
の技術を日本の医師に対し 働省依存症治療・相談拠点設
ア機関や企業等と
・若手育成カンファレンス(全6回、60名
置事業の薬物依存症に関する
て教授するために来日する 全国センターとして、地域で
も連携し、リサー

チ・アドミニスト
・系統的レビュー/メタアナリシス入門座
ケースや、海外のトップクラ 治療・相談支援にかかわる実
レーターなど臨床
(1回、30名)
スの研究者が、日本の研究者 務者に対する研究会を実施す
と直結した研究の
・臨床研究・治験におけるQMSの概念に関0
と共同して国際水準の臨床 る。実務者・指導者に対して
実施に必要となる
するWebセミナー(1回、280名)
、臨床研究に携わる人のため
研究を実施するために来日
支援人材の育成及
・研究者主導臨床研究・医師主導治験にお
の生物統計学講座を毎年度10
び確保に取り組ん
けるQMSに基づくRBAの実装に関する集合
するケースも想定されるこ 回以上開催する。
でいるか。
研修(1回(2日間)、16名)
とから、国内外の有為な人材
また、企業との連携調整や
・研究者主導臨床研究における取組みに学
の育成拠点となるよう、セン 研究成果の活用促進等に取り
ぶQMSに基づくRBAの実装に関する集合研
組むリサーチ・アドミニスト
ターが担う疾患に対する医
修(1回(2日間)、27名)
レーターなど、臨床と直結し
療及び研究を推進するにあ た研究の実施に必要となる支
臨床研究研修の外部機関との共同開催や
たり、リーダーとして活躍で 援人材の育成及び確保につい
外部人材との交流として、以下のセミナー
きる人材の育成を継続して ては、JHのほか大学などアカ
等は外部人材の参加対象として開催した。
デミア機関とも連携し取り組
実施する。
・生物統計セミナー(全10回、50名)
む。
また、企業との連携調整や
・系統的レビュー/メタアナリシス入門講
座(1回、15名)
研究成果の活用促進等に取
・臨床研究・治験におけるQMSの概念に関
り組むリサーチ・アドミニス
するWebセミナー(1回、250名)
トレーターなど、臨床と直結
・研究者主導臨床研究・医師主導治験にお
した研究の実施に必要とな
けるQMSに基づくRBAの実装に関する集合
研修(1回(2日間)、14名)
る支援人材の育成及び確保
・研究者主導臨床研究における取組みに学
については、JH のほか大学
ぶQMSに基づくRBAの実装に関する集合研
などアカデミア機関や企業
修(1回(2日間)、24名))
等とも連携し取り組む。
高度かつ専門的な医療技
イ 若手研究グループ
精神・神経疾患等の研究・医療における専門
術に関する研修を実施する
家を養成するため、若手研究グループ事業を
など、モデル的な研修及び講
継続し、6課題を採択し、研究を行った。ま
習を実施し、普及に努める。
た、研究所と病院スタッフの協働による萌芽

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<目標の内容①>
国立高度専門医療研究センターの目的の一つであ
る技術者の研修等を行うことについて、定量的な指標
として中長期計画において、研究分野において重要で
全国的な需要の多い生物統計講座の開催を毎年度 10
回以上開催することを目標としている。
<目標と実績の比較>
令和6年度においては、当該生物統計講座を指標
のとおり 10 回開催し、延べ 200 名が参加した。
<目標の内容②>
センターにおいて実施する人材育成については、
リーダーとして活躍できる人材の育成を目的とし、
精神・神経疾患等に対する医療及び研究等を推進す
るに当たり、リーダーとして活躍できる人材の育成
並びにレジデント及び流動研究員等への教育を行う
ことについて評価する。
<目標と実績の比較>
実務者・指導者に対して臨床研究に携わる人のた
めの生物統計学講座を 10 回開催し、延べ 200 名が参
加した。(再掲)
人材輩出の実績では、研究所及び病院に所属して
いた部長・室長の5名が大学の教授・准教授に就任
した。
看護師の人材育成について、センターに所属する
専門看護師・認定看護師による、専門的技術及び知
識が学べる研修を開催した。センターに特徴的な看
護ケアに関する院内認定看護師(スキルナース)制
度として呼吸ケア・口腔ケア・行動制限最小化の3
領域のスキルナースの育成を行った。
また、患者・家族の人権を尊重し倫理的配慮がで
きる人材を育成するため、病院の職員を対象に「人
を対象とする臨床研究に関する倫理について」や
「医療機関のための接遇研修」を開催した。加え
て、個人情報やプライバシー保護等に関する知識を
深めるため、生命倫理セミナーや研究倫理講習会を
開催した。
<目標の内容③>
モデル的研修・講習の実施について「最先端の医
療技術を普及することによる医療の均てん化を促進
するため、地域で中核的に診療に携わっている医師
等に対して、うつ病、統合失調症やパーキンソン病
に対する治療法の研修を実施しているか。」という
点について評価することとしている。