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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

自己評価

主な業務実績等

・市民社会への貢献 市民公開講座
・専門教育への貢献 7件
・診療ガイドライン委員 3件
・患者向けパンフレット1種類制作
・eラーニング事業 登録者数366人
・多施設共同研究 2件

2回

(10)薬物依存症治療センター
薬物依存症センターでは、病院と研究所が協
働し、令和6年度は以下の研究を実施した。
① 2024年全国の精神科医療施設における薬
物関連精神疾患の実態調査
② トラウマ問題を抱える女性薬物依存症患
者に対する集団療法の開発と効果に関する
研究
③ 市販薬・処方薬使用障害の臨床的特徴に関
する研究
④ 市販薬・処方薬使用障害の通院治療プログ
ラムの開発と効果に関する研究
⑤ 市販薬・処方薬使用障害の入院治療プログ
ラムの開発と効果に関する研究
⑥ 覚醒剤依存症の治療反応性に関する神経
画像研究
⑦ アルコール・薬物使用者の行動変容促進ア
プリと適切なフィードバックAIモデルの開

⑧ 薬物依存症を抱える保護観察対象者のコ
ホート研究『Voice Bridge Project』
いずれも研究は順調に進捗し、現在論文準備中
である。
(11)ニューロモデュレーションセンター
病院スタッフから成る「診療・研究開発部門
」と研究スタッフから成る「基礎研究・新規治
療開発部門」が互いに連携し、高度な医療を提
供してきた。rTMS、ECT、tDCS等の受け入れお
よび臨床研究を実施しているほか、脳神経外科
、整形外科、身体リハビリテーション科、IBIC
等、組織横断的な研究も実施している。引き続
き、組織横断的な取り組みによる新規治療法・
医療機器の開発、共同研究をより一層推進する
。具体的には、神経疾患に伴う精神症状、認知
機能障害への治療的介入や、IBICの神経画像を
活用していく。また、CBTセンターとの共同で
新規治療法の開発を進める
(成果論文)
・ Electroconvulsive Therapy for Catatoni
a in a Patient With Schizophrenia Comorb
id With Becker Muscular Dystrophy: A Cas
e Report.
・ Approaches for difficult-to-induce-sei
zures electroconvulsive therapy cases (D
EC): a Japanese expert consensus.
・ Neuroinflammatory Alterations in
Treatment-Resistant Depression Secondary

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