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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

。医師・看護師・薬剤師が連携し、パーキンソ
ン病患者の生活環境・活動状況を把握し、個々
の薬物動態に基づく最適な処方設計を行い、そ
れに則った生活指導・服薬習慣を行った。


心神喪失等の状態で重大 ③ 心神喪失等の状態で重大
な他害行為を行った者の医
な他害行為を行った者の医
療及び観察等に関する法律
療及び観察等に関する法律
対象者への医療の提供
対象者への医療の提供
心神喪失等の状態で重大な ・ 研究所と協働して医療観
他害行為を行った者の医療及
察法における指定入院・通
び観察等に関する法律(平成
院医療機関としてのモデル
15年法律第110号)における
医療を改善し、対象者に提
医療について、研究所と協働
供する。特に司法精神医療
し、指定入院・通院医療機関
において不可欠であるにも
としての医療モデルを改善
かかわらず、わが国では普
し、対象者に提供する。
及率の低い、クロザピンに
よる薬物療法を推進する。

<評価の視点>


心神喪失等の状
態で重大な他害行
為を行った者の医
療及び観察等に関
する法律(平成15
年法律第110号)の
対象者に対して、
研究部門と連携
し、退院後の地域
生活への安全で円
滑な移行を支援す
る質の高い医療を
提供しているか。

・ 通院医療に関しては他の
指定医療機関では受入れが
困難な複雑事例を積極的に
受け入れ、医療提供を行
う。
・ 小平市立図書館の協力を
得て、医療観察法病棟入院
処遇対象者は病棟内にいな
がら、図書館所蔵の図書等
資料を予約・貸出・返却で
きるサービスを継続する。
医療観察法病棟入院処遇対
象者を対象とした電子図書
館研究を継続し、研究から
得られた結果を基に全国の
指定入院医療機関で共同利
用可能な電子図書館サービ
スへの移行を目指す。


客観的指標等を用いた医
療の質の評価

④ 客観的指標等を用いた医
療の質の評価

・ 精神保健研究所地域精神保健・法制度研究部
の支援を受け、令和5年度から継続中の通院処
遇対象者に加え、新規4名を受け入れ、延べ23
名の診療を担当した。そのうち、13名が通院処
遇を継続し、残り5名が重大な他害行為を行う
ことなく処遇を終了し、精神保健福祉法医療に
移行した。
法務省保護局の推進している社会復帰促進サポ
ート活動として、東京保護観察所立川支部との協
議を繰り返し、医療観察法処遇修了者を講師とし
て呼び、入院処遇対象者や地域関係機関の支援者
向けの講演会を2回開催した。
通院医療について、令和5年度に引き続き生活
機能障害、衝動性・攻撃性などが顕著、身体合併
症、帰住地指定入院医療機関満床などの理由から
、帰住地近くの受け入れ指定通院医療機関が見つ
からなかった対象者7名を受け入れた。
・ 小平市立図書館と協働し、図書の月1回の貸
し出しを継続した。
また、図書館流通センター及び大日本印刷と
協働し、全国の指定入院医療機関と共に医療観
察法病棟電子図書館を継続した。対象者の同意
を得て、図書利用が社会復帰に与える影響に関
するデータを収集し、論文投稿および事業化の
準備を進めた。

<評価の視点>


病院の医療の質や機能の向 ・ 病院の医療の質や機能の
上を図る観点から、独立行政
向上を図る観点から、国立
法人国立病院機構が活用して
高度専門医療研究センター
いる臨床評価指標等を参考
として提供することを求め
に、NC として提供することを
られている医療のレベルに
求められている医療のレベル
見合った臨床評価指標を独
に見合った臨床評価指標を独
自に策定することに引き続
自に策定した上で、医療の質
き取り組む。また、AMEDか
の評価を実施し、その結果を
らの支援によるオールジャ
公表する。
パンの精神疾患レジストリ
の構築・統合により新たな
診断・治療法を開発するた
めの研究を強力に推進す

③ 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者
の医療及び観察等に関する法律対象者への医療の
提供

センターとして
提供することを求
められている医療
のレベルに見合っ
た臨床評価指標を
策定したうえで、
医療の質の評価を
実施し、その結果
を公表している
か。



客観的指標等を用いた医療の質の評価



診療データ(臨床評価指標)を活用したネット
ワーク構築の推進

前年度に引き続き、重度精神疾患標準的治療
法確立事業を継続した。全国の指定入院医療機
関に関する診療情報を収集・分析し、臨床評価
指標に基づいて年2回、厚生労働省及び全国の
指定入院医療機関に報告した。


重度精神疾患標準的治療法確立事業

重度精神疾患標準的治療法確立事業として、各
指定入院医療機関の医療の質や機能を臨床評価
指標に基づき評価を継続した。また、同事業によ

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自己評価