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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の視
点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

help-seeking. Discov Ment Health. 2025;5(1
):30.
(2)重症精神障害者の地域支援を目的とした認
知行動療法の遠隔トレーニングシステムの開

遠隔トレーニングシステムについて通信シ
ステムおよび運用マニュアルについて整備を完
了した。今後国内外の対人支援職の意見交換や
コンサルテーションに利用予定である。
(3)包括的精神保健サービスを実現するための協
働のあり方と人材育成に関する研究
当事者主導型の研究、当事者・家族・支援者
が一体になった研修の開発・支援の在り方を模
索する研究などを行った。
当事者主導型研究では、精神障害のある人の
防災・減災に向けた精神保健医療福祉のあり方
に関するガイダンスを制作し、発出した。研修
の開発・支援の在り方に関する研究では、研修
前後の参加者の変化を調査することによる効果
検証を行い、学会発表を行った。アウトカムを
模索する研究では、当事者・家族・支援者・行
政・研究者からなるコンセンサス会議を実施し
、地域精神保健において重要と考えるアウトカ
ムについて、複数の立場による見解を調査した

<和文原著論文>
塩澤拓亮,川口敬之,山田悠平,安間尚徳,
阿部真貴子,小池純子,五十嵐百花,小川 亮
,山口創生,藤井千代:地域で生活する精神疾
患当事者が抱く自身の目標や期待する将来像
アンケート調査の内容分析.医療と社会34(2)
:201-216,2024.
・ 平成 28 年度診療報酬改定
により新規算定対象に追加
された「依存症集団療法」
(いわゆる SMARPP)につい
て、対象となる精神科医療
施設等の各施設によるプロ
グラムの質の担保を確保す
るために研修会、並びに現
地を訪問しての助言・指導
を実施する。

5. 「依存症集団療法」(SMARPP)の対象となる精神
科医療施設等の各施設によるプログラムの質の担


・ 平成 29 年度から開始され
た依存症対策全国拠点機関
設置運営事業の一環とし
て、都道府県等における薬
物依存症の支援に必要な人
材養成を推進し、指導的な
役割を果たす者を養成する

6.薬物依存症対策に関わる医療従事者、回復施設
職員等の養成
・依存症治療指導者養成研修(薬物依存症)で
は、薬物依存症治療拠点機関ならびに専門医療
機関の医療職に、治療に必要な知識と理解を提
供する2日間の研修を完全オンラインで実施
し、59名が参加した(2024/7/9~7/10)。ま
た、依存症相談対応指導者養成研修(薬物依

法務省が主催する全国の保護観察所および刑事
施設職員を対象とした「令和6年度薬物依存対策
研修」において、SMARPPのファシリテーションスキ
ル向上を目指す対面講義を実施した(開催日
R6.9.11)。また、精神保健研究所が主催する全国
精神科医療施設等職員を対象とした「第16回認知
行動療法の手法を活用した依存症集団療法研修」
を対面で開催した(開催日R6.11.4~11.6; 参加者
78名)。

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自己評価