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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-2(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価指標

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等
第6 その他業務運営に関
する重要事項

第8 その他業務運営に関す
る重要事項

第8 その他業務運営に関す
る重要事項

1.法令遵守等内部統制の
適切な構築

1.法令遵守等内部統制の適
切な構築

1.法令遵守等内部統制の適
切な構築

第8
<評価の視点>

その他業務運営に関する重要事項

1.法令遵守等内部統制の適切な構築

○ 組織として研究
研究開発活動の信頼性の
引き続き研究不正や不適切 ・ 研究不正など不適切事案 不 正 等 を 事 前 に 防
確保、科学技術の健全な発展 事案に適切に対応するため、
に適切に対応するため、
「研 止 す る 取 組 を 強 化
等の観点から、引き続き研究 研究を審査する委員会での確
究不正防止規程」に定める するとともに、コン
不正など不適切事案に適切 認の強化など更なる取組を実
研究活動規範員会を組織 プライアンス体制
に対応するため、組織として 施し、組織として研究不正を
し、研究不正を防止し研究 を 強 化 す る こ と 等
研究不正等を事前に防止す 事前に防止する取組を強化す
の質を高めるための教育や により、内部統制の
る取組を強化するとともに、 る。
コンプライアンス教育を実 一層の充実・強化を
管理責任を明確化するなど、
また、研究関連手続の際に
施する。また、研究関連手続 図っているか。
コンプライアンス体制を強 所属部局長や研究支援部門へ
きの際に所属部局長や研究
化すること等により、内部統 の報告等をルール化し、管理
支援部門への報告等をルー ○ 公正性・透明性
制の一層の充実・強化を図 責任を明確化するとともに、
ル化し、不正を未然に防止
を確保しつつ合理
る。
研究不正が発生した場合、厳
する取組を強化するととも
的な調達に努める
また、研究開発等に係る物 正な対応をとるなどコンプラ
に、適正な研究の実施及び
ため等、「「独立行
品及び役務の調達に関する イアンス体制を強化すること
研究費の使用に関する管理
政法人の業務の適
契約等に係る仕組みの改善 等により、内部統制の一層の
責任を明確化し、不適切事
正を確保するため
を踏まえ、一般競争入札を原 充実・強化を図る。
案が発生した場合、厳正な
の体制等の整備」
則としつつも、研究開発業務
契約については、原則とし
対応をとるなどコンプライ
について」
(平成 26
を考慮し、公正性・透明性を て一般競争入札等によるもの
アンス体制を強化する。
年 11 月 28 日総務
確保しつつ合理的な調達に とし、競争性及び透明性が十 ・ 研究活動の国際化・オー
省行政管理局長通
努める等「「独立行政法人の 分確保される方法により実施
プン化に伴う新たなリスク
知)に基づき業務
業務の適正を確保するため するとともに、随意契約の適
に対応するための研究セキ
方法書に定めた事
の体制等の整備」について」 正化を図る。
ュリティ・インテグリティ
項の運用を確実に
(平成 26 年 11 月 28 日
なお、研究開発等に係る物
の体制整備に向けた検討を
図るとともに、
「調
総務省行政管理局長通知)に 品及び役務の調達に関する契
行う。
達等合理化計画」
基づき業務方法書に定めた 約等に係る仕組みの改善を踏 ・ 契約について、原則とし
に基づく取組を着
事項の運用を確実に図る。 まえ、一般競争入札を原則と
て一般競争入札等によるも
実に実施している
更に、公正かつ透明な調達 しつつも、公正性・透明性を確
のとし、競争性及び透明性
か。
手続による適切で、迅速かつ 保しつつ合理的な調達に努め
が十分確保される方法によ
効果的な調達を実現する観 る。
り実施するとともに、随意
点から、法人が策定した「調
契約の適正化を図る。
達等合理化計画」に基づく取
組を着実に実施する。

(1)法令遵守等内部統制の適切な構築

自己評価
<評定と根拠>
評定:B
令和6年度におけるその他業務運営に関する重要
事項に係る成果は、以下であることから、自己評価
をBとしている。



研究不正防止体制の整備
<目標の内容①>
研究者および研究事務担当者を対象とした、
法令遵守等内部統制の適切な構築
公的研究費に関する説明会を実施し、物品・役
務の発注・検収はもちろん、人件費・謝金、旅 <目標と実績の比較>
費についても各事務担当者が説明することで、
内部統制の体制強化の取組として内部通報制度(通
制度への理解の浸透を図っている。また、コン 報相談窓口の存在・相談員等)について、イントラネ
プライアンス教育として説明会の内容に関す ットによる掲示板、院内広報誌及び個人情報保護研修
る理解度確認テストを行うことで、知識や理解 会などにより、全職員に対して周知を行った。
の着実な定着を図っている。
全体として、令和6年度の取組は目標水準を満たし
特定研究不正に該当する事案が発生したた ている。
め、研究活動規範委員会において、再発防止策
及び研究不正の発生を未然に防止する方策の <目標の内容②>
検討を行い、研究活動におけるガバナンスの強
センターの機能の維持、向上の他、費用対効果及び
化を図った。
財務状況を総合的に勘案して計画的な整備に努める。

イ 研究インテグリティ・セキュリティ体制整 <目標と実績の比較>

令和6年度の取組は、主な業務実績等に記載のとお
令和6年4月 1 日に研究インテグリティ確 り実施しており、目標水準を満たしている。
保に関する規程を制定し、研究インテグリティ
に関する相談窓口や研究インテグリティ専門 <目標の内容③>
委員会を設置するなど、体制整備を行ってい
人事の最適化
る。研究インテグリティ・セキュリティ体制整
・独立行政法人医薬品医療機器総合機構や諸外国を
備として、国立研究開発法人協議会研究インテ
含めた他の施設との人事交流を推進する。
グリティ・セキュリティタスクフォースに出席
・NC間及び独立行政法人国立病院機構の間におけ
し、内閣府・経済産業省の助言を受けながら、
る看護師等の人事交流を進める。
体制整備を進めている。また、定期的に5NC+
JIHS の研究医療課長が参集し、研究インテグ <目標と実績の比較>
リティ・セキュリティ及び安全保障輸出管理に
令和6年度の取組としては、主な業務実績等に記載
ついて、病院を有する NC の実態に合わせた在 のとおり実施しており、目標水準を満たしている。
り方について検討を行っている。
ウ 契約の適正化
・公正性・透明性を確保した合理的な調達
研究開発業務等の特殊性や専門性を考慮し、
公正かつ透明な調達手続きによる適切で、迅速
かつ効果的な調達を実現する観点から、PDCA
サイクルにより、公正性・透明性を確保しつつ、
自律的かつ継続的に調達等の合理化に取り組
むため、調達等合理化計画を策定し、ホームペ
ージに公表した。
調達等合理化計画に基づき重点的に取り組
む分野として、一者応札・応募の改善等に関す
る以下の取組みを行った
① 応札者の準備期間を十分に確保できる公
告期間を可能な限り長く設定した。
② 契約審査委員会において仕様書等の内容
について事前の点検を実施した。
③ 複数業者への声掛けを行った。
令和6年度における1者応札・応募状況につ
いては、契約件数は 109 件(64.1%)、契約金額

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