資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の視
点)、指標等
ことを目的とする薬物依存
症治療指導者養成研修、薬
物依存症相談対応指導者養
成研修及び地域生活支援指
導者養成研修を開催する。
年度評価
項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
存)では、薬物依存症相談対応拠点機関の専門
職に、相談対応に必要な知識と理解を提供する
2日間の研修。完全オンラインで実施し、62名
が参加した(2024/7/9~7/10)。併せて開催さ
れた地域生活支援指導者研修には、163名が参
加した(2024/7/9)。
・2025/1/14~1/15に東京都依存症医療従事者養
成研修(薬物依存症)を、薬物依存症に対する
専門医療機関の拡充を図ることを目的として対
面で2日間開催した。19名の医療関係者が受講
した。
・地域の民間回復施設に勤務する当事者職員に、
薬物依存症者の支援に欠かせない知識を提供
し、病態への理解を深めてもらう目的として、
2025/2/4~2/5に、回復施設職員研修(薬物依
存症)をオンラインで実施し、33名が受講し
た。
・薬物依存臨床医師・看護師研修を2024/9/4~
9/6の3日間完全オンラインで実施し、37名が
薬物依存症患者の治療、地域支援に欠かせない
知識を、基礎から臨床まで幅広く身につけた。
・ 東京都においても、指導的
な役割を果たす者を養成す
ることを目的とする東京都
薬物依存症治療指導者養成
研修を開催する。
・
依存症回復施設の職員を
対象とした、依存症からの
回復を目指す者への対応力
を向上させるための薬物依
存症回復施設職員研修を開
催する。
・ 精神科病院、精神保健福祉
センター等に勤務する医
師、看護師等を対象に、薬物
依存の基礎知識と臨床的対
応法を学び、薬物依存の診
断、治療及び予防に役立て
ることを目的とした薬物依
存症医師・看護師等研修を
開催する。
7. 国際精神保健の協力推進
Asian Consortium of National Mental Health
Institute(ACONAMI)のシンガポール・韓国・日本の
三国協定により、シンガポールで8th ACONAMI 2024
が開催され、自傷行為問題を中心に三国における
精神保健政策の課題について、発表、情報・意見交
換を行った。
・ 国際精神保健について、韓
国の国立精神保健研究所及
びシンガポールの精神医学
研究所との国際連携並びに
WHO との連携を推進する。
8. 持続エクスポージャー療法の遠隔指導等による
ネットワークの構築
複雑性PTSDに対する認知行動療法であるSTAIR
Narrative Therapyの有効性と安全性を検証するた
めの無作為化比較試験を計画し、NCNP倫理委員会
に申請した。
・ 平成 28 年度より保険適用
となった PTSD の持続エクス
ポージャー療法の更なる普
及のために、継続的な研修
を実施するためのネットワ
ークを構築する。また、ICD11 で診断基準が整備された
複雑性 PTSD の認知行動療法
の効果研究と普及を行う。
9. 精神疾患患者の包括的支援マネジメントガイ
ドラインの効果を検証するため研修
包括的支援マネジメントに関する研究成果およ
び研修動画をホームページにて公開した。
・
精神疾患患者の包括的支
援マネジメントガイドライ
ンの効果を検証するため、
研究協力医療機関における
包括的支援マネジメントに
関する介入を継続して外
来・入院別に結果をまとめ、
成果を公表する。
10. EGUIDEプロジェクト(精神科治療ガイドライン
の普及・教育・検証活動)の運営
EGUIDEプロジェクトは47大学320医療機関が参
加する巨大なプロジェクトであり、毎年10回以上
の講習会を全国で行い、延べ5,000名以上が講習を
受講した。EGUIDEプロジェクトにおける検証活動
は、講習受講直後のガイドラインの理解度の向上、
その後のガイドラインを遵守した治療行動調査に
おける実践度の向上、処方行動を診療の質
(Quality Indicator: QI)という形で測定し、例
えば統合失調症患者の退院時の抗精神病薬単剤治
療率というようなQIを設定し、経時的に測定する
・
精神科治療ガイドライン
の普及・教育・検証活動であ
る EGUIDE プロジェクトを運
営し、全国にてガイドライ
ンの講習会を行い、ガイド
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自己評価