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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の視
点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

1-1
自己評価

精神保健、公衆衛生の向上や増進への寄与として
、研究成果を踏まえ、地域精神医療に関する診療報
治療に役立つ可能性―(富山大学他1機関と共 酬改定につながる提言を行った。また薬物使用の実
態調査の結果等を踏また研究成果を報告し、市販薬
同発表)
の販売制度の改正に貢献した。また、令和5年4月
に精神保健研究所HP上に開設したこころの情報サイ
[定量的視点]
[定量的視点]
トの運営を続け、こころの健康づくりやこころの病
・ 論文被引用数 ・論文被引用数
気について、また、治療や生活のサポート、社会福
(評)
・(海外・国内)著名誌への論文掲載数
祉制度について、わかりやすく紹介した。令和6年
・(海外・国内)著
インパクトファクターが付与された学術雑誌 度中のアクセス数は527万件(前年比150%)
名誌への論文掲
(Web of Science収録)に収録された論文(article) であった。また、精神保健研究所に設置されている
載数(評)
を対象とした被引用回数等の推移は下表のとおり 摂食障害全国支援センターが摂食障害協会とともに
(令和7年6月1日時点の情報を収集)。
世界摂食障害アクションデイ2024を主催し、摂
食障害に関する普及啓発に寄与した。また、石川県
こころのケアセンター主催の県民フォーラムに協力
被引用数
論文数
し、能登半島地震後の精神保健活動にも寄与した。
H30
R1
R2
R3
R4
R5
R6
R7
H30
306
224
1,043
2,074
3,645
3,701
2,950
2,421
733
希少性、難治性疾患の克服を目的とする体制整備
として、研究所と病院等、センター内の連携強化、
R1
329
489
2,377
3,626
3,658
3,321
3,023
1,055
メディカル・ゲノムセンター(MGC)の機能整備、
R2
389
695
3,760
5,829
6,803
7,209
2,852
バイオバンクの充実、クリニカル・イノベーション
R3
415
775
3,114
4,229
4,840
1,928
・ネットワーク(CIN)構築の推進のための患者レジ
R4
419
969
3,866
5,296
2,162
ストリや外部機関との臨床試験ネットワークの構築
R5
358
1,370
4,342
2,209
に取り組んだ。
R6
321
1,019
1,242
レジストリ検索システムの運用やレジストリ構
築・運用支援手順及び支援資材の公開等を実施した
。筋ジストロフィー臨床試験ネットワーク(MDCTN)
②国際的観点
②国際的観点
と患者レジストリ(Remudy)の効率的な運用に向け
て、統合された神経筋疾患先端医療推進協議会(Ca
成果・取り組み
reCure NMD)も順調に運用されている。また、薬事
が国際的な水準等
制度下での条件付き早期承認解除のために、レジス
に照らし十分大き
トリデータの製薬企業への提供も行われた。
な意義があるもの
か。
<その他の目標(指標)と実績の比較>
社会に対する研究・開発成果の発信も積極的に行
[定性的視点]
[定性的視点]
い、令和6年度のセンターHP へのアクセス件数は、
・ 国際水準の研
・国際水準の研究の実施状況
1976 万件であった。
究の実施状況
政策への貢献の状況を定量的に評価する指標とし
当センターの大部分の研究成果は、いずれも海外
て、委員、オブザーバーとして国の審議会、検討会
の著名誌に論文を投稿してAcceptされ、発表された
等への参画数は、令和6年度 16 件(前年度 18 件)、
ものばかりであり、上記に掲げたいくつかの事例の
政策提言数は、3件(前年度4件)であった。
ように、中には注目論文として取り上げられるな
ど、国際水準を十分満たした論文ばかりである。
予算額は 5,458 百万円であり、決算額は 5,828 百
万円となり、予算額と比較して 370 百万円増となっ
[定量的視点]
[定量的視点]
ている。増減の主な要因は、有形固定資産取得が計
令和5年度 令和6年度
画より減少したことによるものである。
・ 国際学会での ・国際学会での発表件数
240件 → 246件
また、経常費用は 5,500 百万円、経常収益は
発表件数(モ)
6,220 百万円となり、事業損益が 720 百万円となっ
・ 国際会議等の ・国際会議等の開催件数
4件 → 2件
ている。これは、研究収益が増加したことによるも
開催件数(モ)
のである。
・ 国際学会での ・国際学会での招待講演等の件数
招待講演等の件
37件 → 43件
数(モ)
・ 国際共同研究 ・国際共同研究の計画数、実施数
の計画数、実施
49件 → 49件
数(モ)
・ 海外の研究機 ・海外の研究機関との研究協力協定の締結数
関との研究協力
8件 → 9件
協定の締結数
(4大学5機関)
(モ)
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の発症リスクとの関係を解明 ―うつ病の予防・