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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
疾患、認知症、脊髄小脳変性
症、プリオン病等の既に整
備した患者レジストリシス
テムを活用して患者登録や
画像データの収集を引き続
き推進する。また、病因や病
態解明や新医療技術の開
発、薬事制度下での利活用
(治験対照群や製造販売後
安全性監視)に資する新た
な患者レジストリを構築す
る。そこでは、電子カルテか
らの臨床データの自動収集
による医師等の負担軽減や
効率化、臨床情報と脳画像・
生体試料情報の統合検索シ
ステム基盤を作成する。こ
れらの取り組みは、患者レ
ジストリ情報の利活用によ
る症例集積性の向上や臨床
試験データの質の向上によ
る臨床試験の活性化や、バ
イオマーカーの探索に資す
るものである。

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

Remudyにおける登録数は、この1年間でデ
ュシェンヌ/ベッカー型筋ジストロフィー患
者の登録数は49件、縁取り空胞を伴う遠位型
ミオパチー(GNEミオパチー)は4件、筋強直性
ジストロフィーは69件、顔面肩甲上腕型筋ジ
ストロフィーは35件、先天性筋疾患は10件増
加した。
TREAT-NMDを介した製薬企業、製薬企業及
び医師主導治験の治験責任医師から患者数調
査依頼、患者リクルートは継続して実施した

Remudyの情報開示・提供に関するポリシー
に則り、CCNMD委員会の審査を経て、依頼元(
企業等)との契約又は包括的な協定に基づき、
情報開示・提供の対価(手数料)を受け入れて
いる。
CCNMDにより、筋疾患関連のレジストリと
臨床研究ネットワークの連携運用を行なって
いる。
統合失調症早期診断・治療センターでは、精
神疾患レジストリ(マイレジストリ)と共同で
同意の取得を行い、データの共有を行うこと
で、相補的なリクルートメントと人材を効率的
に活用している。また、得られたレジストリデ
ータを用いて、統合失調症の認知機能と、疾病
の社会的な負担の指標との関連の調査を行い、
その結果を第19回日本統合失調症学会にて発
表した。
(2)脳病態統合イメージングサポートシステム
(IBISS)
脳病態統合イメージングサポートシステム
(IBISS)は、令和6年度は6つ(AMED革新脳
J-PPMI、AMED国際脳PADNI、国際脳摂食障害、
AMED精神疾患レジストリ、筋疾患2つ)の多施
設共同画像研究のデータを保有し、J-PPMI、精
神疾患レジストリでは継続して画像データを
集積している。
(3)精神科レジストリ
平成30年度に構築した精神疾患レジストリ
(マイレジストリ)について、関係学会の協力
を得て、全国展開に向けた取り組みを行い、令
和6年度は、共同研究機関23施設で累積3,300
名の登録を得て、精神疾患レジストリ推進協議
会への累積登録数は、機関会員25、個人会員25、
法人会員2であった。
(4)運動失調症の患者登録システム(J-CAT)
運動失調症の患者登録・自然歴研究J-CAT
を推進した。2025年3月時点で3,432例の登
録が得られ、DNA2,893検体・Cell line 334
検体・血漿1,462検体の収集を達成し、2,807

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自己評価