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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (122 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の

視点)、指標等

年度評価

項目別評定調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等
が図られ、我が国の実情に即したてんかん
の地域診療連携システムが実現すること
を目指している。現在、1,532施設が登録
され、診療科ごとの全掲載数は1,898で、
小児・小児神経科703、脳神経外科365、脳
神経内科454、精神科306、てんかん科8、
その他62機関となっている。

・ 摂食障害全国支援センタ
ーとして、都道府県が指定
する摂食障害支援拠点病院
を統括して地域の医療機関
のネットワーク化を推進
し、各種検討会等を通じて
摂食障害医療の普及と均て
ん化に貢献する。支援拠点
病院での相談事例を収集・
解析して知見や課題を集積
し、摂食障害支援体制モデ
ル作成の基礎資料とすると
ともに支援拠点病院に助
言・指導を行う。全国支援セ
ンターのホームページ及び
ポータルサイトを通じて普
及啓発を行う。

2. 摂食障害全国支援センターとしての取組み
令和6年4月に栃木県、同7月に東京都に摂食
障害支援拠点病院が3年連続で新規に指定され
た。支援拠点病院設置は8カ所にとどまってい
るが、拠点病院設置準備サポート活動が実を結
び、新規指定への動きは急速に拡大しており、
20を超える自治体及び関連医療機関において設
置準備の動きが始まっている。具体的には、次
年度は、長野県、富山県に新規拠点病院が指定
される見込みである。本事業では、摂食障害入
院医療管理加算が算定できる医療機関を増やす
ことを目標としており、令和4年度より摂食障
害入院医療管理加算の要件が緩和され、要件緩
和を周知することにより算定医療機関が増える
ことが見込まれる。算定医療機関における摂食
障害の入院治療の質を担保するために、全国の
医療機関を対象とした摂食障害入院治療研修会
を開催している。上記活動を含めた令和6年度
の主要な活動と成果の概要は以下のとおり。
・支援拠点病院総括業務
支援拠点病院との連携ミーティングをオン
ラインで2回開催し、情報共有と課題につい
ての討議を行った。全国支援センターが開催
する摂食障害治療研修の在り方などが話し合
われた。全国協議会は、第1回、第2回とも
にメール審議とウェブ会議で開催された。第
1回全国協議会では年度の事業計画の策定と
、支援拠点病院設置準備サポートの定式化、
47都道府県の拠点病院設置準備状況の共有、
小児症例の診療を行っている医療関係者をタ
ーゲットとした小児治療研修会を次年度に開
催する方針で準備を進めることが定まった。
第2回全国協議会では全国支援センター及び
支援拠点病院の活動実績報告を受けて、日本
摂食障害協会と共催する世界アクションデイ
2025企画のテーマについて周知した。
・相談支援
8支援拠点病院と、全国を対象とした電話
相談『摂食障害「相談ほっとライン」』(国
府台病院に委託)への相談件数は、コロナ禍
に起因すると思われる増加・若年化は収束傾
向が認められた。また、栃木県と東京都の新
規指定にあわせて、摂食障害治療支援コーデ
ィネータを対象とした研修会を開催した。
・治療支援・研修
摂食障害の治療の初心者を対象に「摂食障

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自己評価