資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (106 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
携リストを更に充実させてネ
ットワーク化を進め、入院か
ら地域ケアまで一貫した重点
的な支援を実施するとともに ・ 危機介入・病状悪化防止
、他の医療ネットワークと引
等のため、疾患領域毎の地
き続き連携し、他の精神科病
域連携リストを更に充実さ
院等からの患者受入れを更
せてネットワーク化を進
に進める。
め、入院から地域ケアまで
一貫した重点的な支援を実
施するとともに、他の医療
ネットワークと引き続き連
携し、他の精神科病院等か
らの患者受け入れを更に進
める。
⑤ 重症心身障害児(者)への ⑤ 重症心身障害児(者)へ
医療の提供
の医療の提供
重症心身障害児(者)への ・ 重症心身障害児(者)の
医療においては、重症心身障
ために総合的な機能評価を
害児(者)のために原因の究
実施し、その評価結果に基
明、総合的な機能評価を実施
づいた各機能障害に対して
し、その結果に基づいた各機
多職種による専門的治療を
能障害に対する専門的治療を
行う。在宅の重症心身障害
実施する。在宅支援のため
児(者)に対して家族のレ
に、在宅の重症心身障害児
スパイトも兼ねた重症心身
(者)に対しても、家族のレ
障害児(者)に特化した健
スパイトも兼ねて短期入院に
康診断入院や合併症の評
よる総合的な機能評価を
価・治療入院を行い、在宅
行う。
支援を推進する。他施設で
対応困難な、人工呼吸器使
用の超重症の重症心身障害
児(者)を積極的に受け入
れる。
を推進するための
アウトリーチ型の
モデル医療の開発
及び実践、危機介
入・病状悪化防止
等のための疾患領
域ごとの地域連携
リストの充実等に
より、入院から地
域ケアまで一貫し
た重点的な支援に
取り組んでいる
か。
年度評価
項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
atisfaction scale (YSSS)の日本語版作成に着手
した。
3. 危機介入及び病状悪化防止等の取組
地域医療連携推進のため、疾患領域毎の地域連携
リストの作成を行い、平成23年2月から開始した登
録医療機関制度は令和3年4月より「連携登録医制
度」に変更し、令和7年3月末現在、登録医は271
名、連携医療機関は245機関となっている。
東京都精神科患者身体合併症医療事業について
は、令和6年度に8件の依頼を受け、そのうち2件
の入院を受入れた。残る6件については全身管理が
必要なケースや当院で対応不可能な事例が多く、受
入不能、取り下げ又は中止となっている。
令和5年度以降はCOVID-19が感染症法第5類に
引き下げられたことに伴い、専用病床への受入れ
は終了した。
感染症法第5類に引き下げられたことから、地
域医療ネットワークへの参画を対面で行うように
なった。特にセンター病院の所在地である東京都
北多摩北部保健医療圏を中心とした近隣保健医療
圏及び東京都の地域ネットワーク会議に参画した
。
また、当院主催の連携懇談会を4年ぶりに開催
し、63施設、118名が参加した。
○ 重症心身障害児 ⑤ 重症心身障害児(者)への医療の提供
(者)に対して、各
機能障害に対する
1.多職種との連携による総合的な機能評価に基
専門的治療や、在宅
づいた専門的治療の実施
支援のための、短期
医師、看護師、指導員、保育士、リハビリス
入院による総合的
タッフ、栄養士、介助員、教員により総合的な
な機能評価等を行
機能評価を実施し、全職種で療育目標会議を行
っているか。
い、多職種による専門的治療を行った。COVID19感染症第5類引き下げに伴い、療養介護・医
療型障害児入所施設等MSW連絡会が4年ぶりに
開催された。
レスパイト入院については空床利用型で受け
入れている。COVID-19が令和5年5月より感染症
法第5類に引き下げられ、利用時のスクリーニ
ング検査を実施するなど、在宅重症心身障害児
(者)の在宅支援を推進し、6病棟で370名(昨
年より35名増)、3南病棟4名(昨年より1名減
)、2南病棟で6名(昨年より23名減)受け入れ
た。
特に他施設で対応困難な人工呼吸器装着者98
名(約26%)、気管切開151名(約40%)のある
超重症児、準超重症児重症者を受け入れた。家族
の休養を兼ねた重症心身障害児(者)に特化した
検査入院、全身麻酔下歯科治療、胃瘻造設、骨折
、肺炎等の合併症治療を推進した。
2.在宅重症心身障害児(者)のレスパイト入院
の受け入れ
第5類に引き下げられたとはいえ、新型コロ
ナウイルスの感染下ではあった。在宅人工呼吸
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自己評価