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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (104 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

2. 患者や家族等と情報を共有するツールの活用
による患者等参加型医療の推進
統合失調症・早期診断治療センターにおける患
者手帳を使った患者参加型の医療の推進の取組と
して、精神看護専門看護師による1セッション1
時間、計4回の双方向性を重視した心理教育を202
4年度は、看護相談外来で10名の患者に施行。延べ
30回のセッションを施行した。
3. 患者満足度調査の実施・分析と患者・家族
の視点に立った医療サービスの改善
(1)患者満足度を向上させるための取組
病院の医療サービス検討委員会において
、職種横断的に患者満足を高めるサービス
を検討している。同委員会で独自の患者満
足度調査を企画立案し、評価改善を行って
いる。また、昨年度に引き続き、令和6年
度も退院時アンケートを実施。患者の声を
受け、清掃方法や回数の改善、食材のリニ
ューアル、電話交換手の増員、接遇に関す
る自己チェック表の活用等、各部署におい
て改善に向けた取り組みを行っている。
・ センター独自の患者満足
度調査及び退院時アンケー
トの結果を分析し、各部署
において医療サービス改善
計画を立案及び実施するこ
とで、患者・家族の視点に立
ったサービスの提供を目指
す。

(2)患者満足度調査の実施
患者満足度調査を実施し、ご意見に基づ
いた改善を行っている。年1度の患者満足度
でのべ405名、「退院時アンケート」で月に
60件程度の意見をいただき、結果は「医療
サービス検討委員会」や「看護師長会議」
で共有している。感謝の言葉も多くいただ
いている。各部署で取り組んだ改善事項は
医療サービス検討委員会で共有した。繰り
返し寄せられる清掃への意見は総務から委
託業者へ伝え、臨時に清掃に入り改善に努
めた。
(3)看護師長検討会における医療サービス改
善に向けた活動
ア 主な活動
・患者の意思決定を支援(インフォーム
ドコンセント同席など)
・一般病棟における身体抑制に関する基
準の順守状況
・QC活動の奨励(看護部から7題の活動
報告を実施)
イ 虐待防止ロールプレイ
虐待ではないかと懸念される事案があ
り、虐待についての知識を更新するため
の学習と、患者役・看護師役・面会者役
のロールプレイを実施した。
(4)看護師長・副看護師長の管理能力向上の
ための取組
ア 看護師長学習会を毎月開催し、15例の

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自己評価