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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
・ 事業化が目指せる研究分
野に関しては、パートナリ
ングを積極的に行い、出口
戦略を見据えた医療現場で
の実用化を目指す。



臨床研究機能の強化

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

2. 事業化の可能性の検討状況
・ IPSN、AMED及びMedUnetなどの提供するマッ
チング機会を活用し、企業との共同研究やラ
イセンス契約を積極的に実施するよう取組ん
でいる。
・ 製薬企業等が実施するオープンイノベーシ
ョンの機会に積極的な応募を促し、共同研究
やライセンス契約に結び付くよう取り組んだ

・ OCHについては、EA社とのライセンス契約
が終了し、新たなライセンシー候補を発明者
主導で探索中
・ うつアプリ(こころアプリ)についてはラ
イセンス先が製薬企業からSaMDベンチャーに
変更になったが、当該ベンチャーによる治験
が順調に進み、承認申請中。承認申請に伴う
ライセンス収入も発生した。
・ LOX-1についてはプリメディカ(旧NKメ
ディコ)との共同研究にて測定器の開発が進
んでおり、ライセンス中の特許出願について
も取捨選択しながら権利化が進んでいる。
・ 日本新薬とNCNPで共同開発しているNS065/N
CNP01についてはランニングロイヤリティが継
続的に発生している。
・ MCS(Mesenthymal Stem Cels)出願について
は豪州企業へのライセンスが維持されており、
マイルストーン収入が継続中。
・ CX3XR1抗体については、共同出願先のベンチ
ャー企業経由で国内中堅製薬企業へのライセ
ンスが成立し、大型の一時金が発生。今後もマ
イルストン収入が期待される。
・ LICトレーナーについては、ランニングロイ
ヤリティが継続的に発生中。

⑦ 臨床研究機能の強化



難病・希少疾病領域及び精 ・ 難病・希少疾病領域およ
神・神経疾患に係る臨床研究
び精神・神経疾患に係る臨
の実施の中核的な役割を担う
床研究の実施の中核的な役
ため臨床研究を支援する ARO
割を担うため臨床研究を支
機能を強化し、国際水準の臨
援するARO機能を強化し、国
床研究及び治験を実施するた
際水準の臨床研究及び医師
めの体制を整備する。また、多
主導治験の「準備・管理
施設共同臨床研究における連
(Sponsor機能)」、「実施
携施設や、他施設が実施する
(Investigator機能)」の体
臨床研究を様々な側面から支
制を整備する。具体的には、
援するなど臨床研究及び治験
国際共同の臨床研究や医師
手続の効率化やスピードの適
主導治験に必要なSOP等の
正化を図る。
規定類の整備、英語での対
さらに、First in human
応が可能な研究支援スタッ
(ヒトに初めて投与する)試
フ育成などの機能整備を、
験をはじめとする治験・臨床
病院・研究所・TMCが一体と
研究実施体制を強化し、研究
なって引き続き行う。
部門と診療部門、企業等との

臨床研究機能の強化

1. 臨床研究を支援するARO(Academic Research
Organization)機能の強化
病院臨床研究・教育研修部門が中心となりTMC
などが連携する形でAROを形成し、臨床研究支援
を担っている。本年度も医師主導治験、特定臨床
研究、レジストリ研究などの支援を行った。
2. 臨床研究及び治験手続の効率化やスピードの
適正化
ARO部門(臨床研究・教育推進部門及びTMC)
が研究者支援を行い、臨床研究及び治験手続に
ついての、適切な研究実施を支援した。
3. 臨床研究(倫理委員会にて承認された研究を
いう。)及び治験(製造販売後臨床試験も含
む。)の実施件数

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自己評価