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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

学推進のための基盤構築な
どについて、疾病の予防や共
生にも留意しつつ、NC がそ
れぞれの専門性を活かし、相
乗効果を発揮できる研究領
域における研究開発の推進
等に取り組むものとする。
人材育成については、特に
研究支援人材を育成するた
めの体制を構築し、我が国の
有為な人材の育成拠点とな
るようモデル的な研修及び
講習の実施に努めること。
この他、NC の研究成果の
発信やメディアセミナーの
開催、知財の創出・管理の強
化や企業との連携強化に取
り組むものとする。
また、JH 内で適正なガバ
ナンス体制を構築し、定期的
に活動状況の評価を行うこ
と。

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の視
点)、指標等

寿命延伸のための疾患横断的
する。
く取組を積極的に
予防指針の提言、実装科学推
具体的な取組は次のと
推進しているか。
進のための基盤構築などにつ
おりである。
○ 研究開発分野の
いて、疾病の予防や共生にも ・
JH Super Highway 、
ニーズに応じた専
留意しつつ、NC がそれぞれの
Office365 などの研究利用
門知識を有する人
専門性を活かし、相乗効果を
可能なデジタル共通イン
材の育成や研修の
発揮できる研究領域における
フラの活用支援を行う。
実施が図られてい
研究開発の推進等に取り組む ・ 6NC の電子カルテから
るか。
こととする。
の疾患情報を統合的に取
また、人材育成については、
得できる共通医療データ
特に研究支援人材を育成する
ベースの拡充を図り、デー [定性的視点]
ための体制を構築し、我が国
タベースを利用した研究 ・情報基盤等の構築
の有為な人材の育成拠点とな
の支援を行う。
・情報基盤データの
るようモデル的な研修及び講 ・ 6NC-EHRs データベース
利活用
習の実施に努めるとともに、
に含まれるデータそのも ・他機関の疾患レジ
NC 連携及び NC を支援する
のではなく、登録データ
ストリとの連携
ことによる研究成果の発信や
数、集計情報、特徴的な情 ・共同研究課題の提
メディアセミナーの開催、知
報(疾患ごとの患者分布や
案と実施
財の創出・管理の強化や企業
ある薬剤の処方件数、ある ・研究課題の進捗管
との連携強化に取り組むこと
検査の実施数などのその
理と評価システム
とする。
ままでは直接研究利用や
の構築
さらに、横断的研究推進事
個人の特定ができない概 ・企業との連携支援
業等の円滑な実施を図るため
要データ)など、データベ ・アウトリーチ戦略
、JH 内で適正なガバナンス体
ース全体像を確認できる ・社会に対する研
制を構築し、定期的に活動状
サイト「6NC-EHRs ショー 究・開発成果の発信
況の評価を行うこととする。
ケース」を構築し、6NC 内 ・人材育成戦略
これらの取組を通じ、中長
部向けに公開することで、 ・具体的な取組事例
期目標期間中において、JH が
6NC 統合電子カルテデー
実施する横断的研究推進事業
タベースの認知度向上と、
費を伴う研究・事業等で NC
6NC の研究者による6NC連携及び NC を支援すること
EHRs の利活用促進を図る。
により、我が国の医療・研究に
あわせて社会や国民への
大きく貢献する成果を挙げる
広報のために「6NC-EHRs
こととする。
ショーケース」の一般向け
の公開について検討する。
・ 電子カルテ情報を連携し
た6NC-EHRs 等、NC 内の患
者レジストリを利用した
研究、及び6NC 連携レジス
トリデータ利活用促進事
業を支援する。
・ データ基盤課カウンター
パートとの意見交換会を
開催し、6NC との情報共有
及び連携を図る。
・ 各 NC の人材育成に関わ
る部署との連携を図り、研
究支援人材の育成支援体
制の構築に取り組む。特に
生物統計分野においては、
JH の若手生物統計家 NC 連
携育成パイロット事業を
継続する。
・ 英語論文等の作成促進支
援として、令和6年4月か
ら 英 語 校 正 ア プ リ
(Grammarly)を6NC へ導
入するため、アカウント管
理マニュアルを作成し、ア
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年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

・ 6NC職員の公募によらない研究利用の開始に向
けて運営体制・利用制度等を検討した。
・ NC法に基づく事業実施の検討について個人情報
保護委員会審議官と意見交換を実施した。
・ 電子カルテ情報を連携した6NC-EHRsの他、電子
化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究(
2024-B-05 澤田班)などがNC内の患者レジストリ
を利用した研究を推進している。また、6NC連携レ
ジストリデータ利活用促進事業(JH事業-03 杉浦
班)がレジストリデータ利活用促進事業を展開し
ている。
・ 令和6年度は、12回のカウンターパート連絡会議
を開催し、必要な情報共有と意見交換を行い6NC間
の連携強化に取り組んだ。
・ 各NCの人材育成に関わる部署との連携を図り、
研究支援人材の育成支援体制の構築に取り組んだ
。特に、生物統計分野においては、JHの若手生物
統計家NC連携育成パイロット事業を継続し、6NCが
連携し実務を通して若手人材を育成する支援を推
進し、1名の若手が実務・責任試験統計家の資格取
得に向けて実績を積んだ。
・ 英語論文等の作成促進支援として、令和6年9月
から英語校正アプリ(Grammarly)を6NCへ導入す
るとともに、アカウント管理マニュアルを作成し
、アプリの有効活用を支援した。
・ 6NC共通教育プラットフォームを通して、疾患領
域横断的な人材育成のために、NC横断的な教育コ
ンテンツのWeb配信による教育機会の提供を推進
し、令和6年度は新たに48件のコンテンツの配信を
開始した。
・ 本プラットフォームで配信中のコンテンツの品
質管理と補充のため運営委員会議を1回開催した。
また、配信中の全コンテンツのタイトル名、視聴
数、ユーザー評価を整理し、コンテンツの補充や
更新のための参考資料として6NCに提供した。
・ 令和6年度の横断的研究推進課題は従来通りのB
ottom-up研究(一般課題)として2課題を募集した
。合計11課題の応募があり、JH内部および外部評
価委員を含めた厳正な審査を実施し、上位2課題を
採択した。
また、これとは別にTop-down研究(指定課題)と
して二つの領域で課題を募集した。それぞれに2課
題の応募があり、JH内部および外部評価委員を含
めた厳正な審査を実施し、上位1課題ずつを採択し
た。
・ 令和4年度及び令和5年度から実施している横断
的研究推進費14課題の進捗管理及び外部評価を実
施し、研究開発を推進するとともに、令和7年度開
始課題として一般課題2課題と指定課題2課題の公
募を実施し、応募された合計15課題の中から合計
4課題を採択した。
・ 令和4年度および令和5年度から実施している横
断的事業課題3課題の進捗管理を行い、内3年目と
なった2課題について外部評価を実施し、審査結果
の反映を条件に3年間の継続を決定した。
・ 令和5年度及び令和6年度から実施しているNC
連携若手グラント合計26課題の進捗管理及び中間
評価を実施し、研究開発を推進した。また、令和
7年度若手グラント研究助成の新規課題公募を行

1-1
自己評価