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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

自己評価

主な業務実績等

者の姿勢障害治療法(MADI)について、エビデ
ンス創出を目指してランダム化比較対照試験
(MADI-RCT) を実施した。 その他、PMDの分子
遺伝学的研究、臨床指標・バイオマーカーの開
発、パーキンソン病の薬物動態の分析、ジスト
ニアの画像生理学的研究、睡眠異常とPMDとの
関連、認知行動療法の効果検証、個別化音楽療
法の開発、首下がりに対する感覚フィードバ
ック療法の開発、表面筋電図による筋シナジ
ー解析法の開発などの研究が進捗中である。
PMDセンターが中核となって多施設共同研究
「パーキンソン病発症予防のための運動症状
発症前biomarkerの特定(J-PPMI)」を継続して
実施した。
(5)睡眠障害センター
ア)多部門、多職種連携チームによる医療の
提供
第2中長期目標期間中において、睡眠学会
認定医による専門外来にて診療を提供した。
神経内科に伴う様々な睡眠障害に対しては神
経内科医と、精神疾患に伴う様々な睡眠障害
に対しては精神科医と連携して診療を提供し
た。臨床検査部によるPSG検査や、臨床心理士
による認知行動療法の実施、作業療法士によ
る睡眠改善プログラムの実施など、多職種連
携のもと診療にあたった。
【患者数等推移(過去5年)】
年度

R2

R3

R4

R5

R6

新規患
者数

472

641

579

561

623

再診患
者数

3,898

5,877

6,451

6,714

6,814

PSG件数

316

362

375

368

355

イ)合同カンファレンスなどの実施
精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部と、
病院精神科、臨床検査部と合同で、週1回の
睡眠障害患者のケースカンファレンス、週1
回の臨床研究に関する会議を行っている。
ウ)新規治療法開発などの推進
精神リハビリテーション部において不眠に
対する認知行動療法の技法を用いた集団プロ
グラムである「睡眠力アッププログラム」を
実施中である。慢性不眠障害、睡眠・覚醒相
後退障害、中枢性過眠症群の特徴やセルフマ
ネジメントの仕方を示したパンフレットを当
院独自に作成・配布している。
エ)研修会などの実施
睡眠に対する知識を深め、より良い睡眠を獲
得することを目的とした市民公開講座、その他
依頼のあった講演を積極的に行った。昨年に引
き続きオンラインで市民公開講座を実施し、好

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