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資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》
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様式2―1―4-1(別紙)
中 長 期 目 標
中 長 期 計 画

国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等

年度評価

項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価

主な業務実績等

用基盤の構築事業」に参画し、横断的研究として、
シンポジウムの開催、レジストリ情報収集の仕組み
の確立、レジストリ構築の手引き作成(追加として
利活用について)、レジストリ構築支援、企業の利
活用促進等を引き続き進めた。
[定量的視点]
・先進医療申請・
承認件数(評)

[定量的視点]
・先進医療申請・承認件数
令和6年度
承認件数 0件 (申請準備中0件)

・実施中の先進医
療技術数(評)

・実施中の先進医療技術数
令和6年度 2件

・FIH試験実施数
(モ)

・First in human(FIH)試験実施数
令和6年度 5件(令和4年度 4件)
うち新規 1件

・医師主導治験実
施数(評)

・医師主導治験実施数
令和6年度 5件(令和5年度 5件)
うち新規 1件

③妥当性の観点

③妥当性の観点

研究開発の体
制・実施方策が妥
当であり、法人と
しての信頼性が確
保されているか。
[定性的視点]
・知的財産の活用
・連携・協力戦略
・企業等との受託
・共同研究の計
画・実施状況
・法人としての信
頼性が確保され
る仕組み

[定性的視点]
・知的財産の活用
職務発明による出願済知財の維持・有効活用の
合理化(戦略的な国際出願、特許維持の可否判
断の明確化)を進めるとともに、既存のライセ
ンス契約の収益確保に務めた。
[定性的視点]
・連携・協力戦略
・企業等との受託・共同研究の計画・実施状況
・法人としての信頼性が確保される仕組み
筋ジストロフィー患者登録について、Remudyに
おける登録数は、この1年間でデュシェンヌ/ベ
ッカー型筋ジストロフィー患者の登録数は46件、
縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー(GNEミオパチ
ー)は4件、筋強直性ジストロフィーは79件、顔
面肩甲上腕型筋ジストロフィーは37件、先天性筋
疾患は8件増加した。
TREAT-NMDを介した製薬企業、製薬企業及び医
師主導治験の治験責任医師から患者数調査依頼、
患者リクルートは継続して実施した。
Remudyの情報開示・提供に関するポリシーに則
り、CCNMD委員会の審査を経て、依頼元(企業等
)との契約又は包括的な協定に基づき、情報開示

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1-2
自己評価

き続き取り組み、筋疾患、脊髄小脳変性症においてレ
ジストリ運用支援を継続、患者登録を進めている。
Remudyについては、デュシェンヌ/ベッカー型筋ジ
ストロフィー、GNEミオパチー患者などの登録数は順
調に増加している。また、CIN推進のため、既に治験の
実施可能性評価、リクルート等における高い評価を受
けているRemudyは、製造販売後調査にも活用できる形
での新たなレジストリ構築(Remudy-DMD)を開始し、
順調に症例登録を行ない、実際に製造販売後調査にお
いてのデータ提供も実施された。また本年度は新たな
制約企業からの活用申し出があった。
精神疾患レジストリ(マイレジストリ)の構築に際
し、第一層情報(人口統計学的情報ならびに臨床経過
、診断、検査、治療などを含んだ診療情報)の効率的
な収集のため、電子カルテ情報を自動的にデータベー
スへ移行するための基盤整備を引き続け進めた。なお
、一部の参加施設には、昨年同様データ入力補助者を
派遣し、データ収集を促進した。
CIN 推進のための横断的課題の解決を行う研究につ
いては、
「6NC 連携によるレジストリデータの活用基
盤の構築事業」に参画し、横断的研究として、シンポ
ジウムの開催、レジストリ情報収集の仕組みの確立、
レジストリ構築の手引き作成(追加として利活用につ
いて)、レジストリ構築支援、企業の利活用促進等を
引き続き進めた。
<その他の目標(指標)と実績の比較>
予算額は 1,910 百万円であり、決算額は 1,973 百万
円となり、予算額と比較して 63 百万円増となってい
る。増減の主な要因は、業務経費の支出が計画より増
加したことによるものである。
また、経常費用は 1,972 百万円、経常収益は 1,737
百万円となり、事業損益▲236 百万円となっている。
これは、業務費が増加したことによるものである。