資料2‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (103 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59633.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第39回 8/5)《厚生労働省》 |
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中 長 期 目 標
中 長 期 計 画
国立精神・神経医療研究センター
令 和 6 年 度 計 画
主な評価軸(評価の
視点)、指標等
な患者満足度調査や日常的な
患者・家族の意見収集を行う
ことで患者ニーズの把握に努
め、引き続き診療内容や業務
の改善に活用する。
年度評価
項目別評価調書
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士等
並びに患者及び家族、地域の支援スタッフ
が、患者同意のもとで一部リモート環境で
ネット会議システムを利用して年間25回ケ
ア会議を開催した。患者及び家族の主体的
な選択と決定を促すために、個別ケアマネ
ジメントを行い、会議においては、患者の希
望の実現に向けて、疾患に関する情報の共
有、地域生活における目標や計画の策定、利
用可能な社会資源や環境の調整を行ってい
る。
(3)認知症(オレンジカフェ)の開催
平成 27 年度より、認知症カフェ「オレン
ジカフェ」を毎月第4水曜日に1時間半、会
場とオンラインのハイブリッド形式で開催
している。認知症の患者やその家族の方、認
知症予防に関心のある方を対象に、医師、認
定看護師等による無料相談、治験などの情報
提供・医療相談、並びに参加者交流の場を提
供している。令和6年度は、のべ 267 名が参
加した。参加者が LOVOT と一緒に遊ぶ様子が
毎回みられ、会場とオンラインとの意思疎通
もスムーズになってきている。ホームページ
や SNS 等に開催情報を掲載し、カフェに出ら
れなかった方のために守秘義務を守りなが
らその日に話題に出たことを振り返りシー
トにまとめることも続けている。
(4)セカンドオピニオン
専門医が、持参された診療情報提供書、検
査結果等をもとに患者の意思決定の補佐を
行っている。
令和6年度の実績については、以下のとお
り。
セカンド
オピニオン
情報提供書
令和3年度
91件
18件
令和4年度
122件
22件
令和5年度
131件
8件
令和6年度
131件
22件
(5)遺伝カウンセリング
遺伝カウンセリング室の診療実績は90例
であり、加えて遺伝子検査前遺伝カウンセリ
ング195件、検査後遺伝カウンセリング170件
(合計455件)を行った。疾患別内訳では、
DMD、BMD、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮
症、筋強直性ジストロフィー、ハンチントン
病、家族性アミロイドーシスなどに加えて、
新たに保険収載された筋萎縮性側索硬化症、
神経線維腫症などの遺伝学的検査を実施し
た。また、非保険遺伝学的検査の検査前後の
遺伝カウンセリング等を4件実施し、院内の
遺伝医療体制を維持し、またセンター内で行
われている研究的検査の患者還元への援助
を行なった。
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自己評価