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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式 2―1―4-1(別紙)

中 長 期 目 標

国立成育医療研究センター

中 長 期 計 画

年度評価

令和6年度計画

項目別評価調書

主な評価軸(評価の視点)、指
標等

床研究センターを中心として、当センタ
ー独自に、あるいは関連施設と共同して
高度先駆的医療の開発及び標準的医療の
確立に資する臨床研究を実施する。
治療成績及び患者の QOL の向上につなが
る臨床研究及び治験等を推進するため、
引き続き、調整事務局、プロトコル作成
支援、統計解析、データマネジメント、
モニタリング、監査等の体制を確保し、
臨床研究・治験データの信頼性保証をよ
り確実なものにするとともに、知的財産
権の確保及び産業界、大学・研究機関等
との連携を強化する。

1-1

法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

自己評価

ング、監査等の体制を確保し、支援を行っている。 が 適 切 に 実 施 で き て い る 。 ま
・一般社団法人日本小児総合医療施設協議会の協力 た、産業界、大学・研究機関等
を得て、臨床研究課題の掘り起こしに努めた。
との連携も進めた。

・臨床研究センターを中心に、研究調整事務局、プ
ロトコル作成支援、統計解析、データマネジメン
ト、モニタリング、監査などの体制を引き続き整
備・維持し、当センター内および関連施設で実施さ
れる臨床研究・治験を支援した。これにより、治療
成績および患者 QOL の向上に資する臨床研究の推進
に貢献した。

・成育領域の臨床研究拠点とし
ての機能の指標となる臨床研究
中核病院の要件を充足する件数
の臨床研究および治験に対する
支援を実施できた。

・令和 6 年度より副臨床研究センター長を研究開発
代表者として採択された AMED 成育疾患克服等総合研
究事業「周産期・小児臨床研究コンソーシアムを中
心とする周産期・小児期の臨床研究推進のための多
機関共同連携体制基盤の強化」において、日本周産
期・新生児医学会周産期臨床研究コンソーシアムと
連携し、同学会アワードに選出された臨床研究課題
1 件および AMED 成育疾患克服等総合研究事業で採択
された臨床研究課題 1 件の支援を開始した。

・適切なモニタリング、監査等
の支援を実施することで、臨床
研究・治験データの信頼性確保
を進めることができた。

(1)担当領域の特性を踏ま (1)担当領域の特性を踏まえ (1)担当領域の特性を踏まえた戦略的
えた戦略的かつ重点的な研 た戦略的かつ重点的な研究・ かつ重点的な研究・開発の推進
究 ・ 開 発 の 推 進 [ 研 究 事 開発の推進
業]
[評価の視点]
○ 成果・取組の科学的意
義(独創性、革新性、先導
性、発展性等)が十分に大
きなものであるか。

・ヒト iPS 細胞作製および拡大培養を全て浮遊培養
で行う手法を新たに開発した。国際専門誌へ報告す
るとともに( Bio-protocol )、知財化し国際出願手
続きを完了した(PCT/JP2024/039740, 2024 年 11 月
8 日 , 「 iPS 細 胞 の 製 造 方 法 、 お よ び 製 造 装
置」) 。 iPS 細胞作製から拡大培養まで一気通貫
のシステムは産業化に通じるもので成育発の成果と
して特許を取得した。
・ヒト骨髄間質を試験管内で幹細胞から再構築する
ことに成功した。造血系および再生医療分野への貢
献が大きく期待できる成果であり、知財化を実施し
た(特願 2024-112515, 2024 年 7 月 12 日, 「骨髄間

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・臨床研究センターを中心とし
て、当センター独自に、あるい
は関連施設と共同して学会との
連携のもとに臨床研究の支援を
実施することができた。