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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式 2―1―4-1(別紙)

中 長 期 目 標

国立成育医療研究センター

中 長 期 計 画

年度評価

令和6年度計画

項目別評価調書

主な評価軸(評価の視点)、指
標等

築し、定期的に活動状況の評価を行う。

1-1

法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

自己評価

・6NC 理事長会議等を毎月開催し、横断的研究推進
事業の予算配分方針や新規研究課題の設定・研究成
果の評価などの重要事項は、当該会議で各 NC 理事長
で協議し意思決定をするなど、6NC 理事長の適正な
ガバナンス体制のもと業務運営を行った。
<NC 間の疾患横断領域にお
ける連携推進>
・患者情報、診療録情報の
収集件数(モ)
・他機関の疾患レジストリ
との連携数(評)
・情報基盤データを活用し
た学会発表数・論文数
(モ)
・NC間の共同研究の計
画・実施件数(評)
・企業等との受託・共同研
究の計画・実施件数(評)
・NC間の連携による政策
提言数・学会等の策定する
診療ガイドライン等への提
案件数(モ)
・HP等による成果等の広
報数・アクセス数(評)
・記者会見実施数(モ)
・新聞、雑誌、テレビ等で
の掲載・報道数(モ)
・研究支援人材等の育成・
研修コースの設置数(評)
・受講者数(評)

・患者情報、診療録情報の収集件数(モ)
6NC 共通電子カルテデータベース(6NC-EHRs)登
録患者数 925,936 人
情報基盤データの提供件数 7 件
・他機関の疾患レジストリとの連携数(評)0 件
・情報基盤データを活用した学会発表数・論文数(モ)5 件
・NC 間の共同研究の計画・実施件数(評)
JH 横断的研究推進費 課題数
14 件
若手グラント研究助成 課題数 26 件
・企業等との受託・共同研究の計画・実施件数(評)0 件
・NC 間の連携による政策提言数・学会等の策定する
診療ガイドライン等への提案件数(モ)8 件
・HP 等による成果等の広報数・アクセス数(評)
JH ホームページアクセス件数 104,655 件
プレスリリース件数 1 件
・記者会見実施数(モ) 0 件
・新聞、雑誌、テレビ等での掲載・報道数(モ)18 件
・研究支援人材等の育成・研修コースの設置数
(評)6NC 共通教育用コンテンツ数 171 件
・受講者数(評)6NC 共通教育用コンテンツ総視聴
者数
23,192 人

なお、女性の健康に関して
は、女性の生涯を通じた健
康維持や疾患予防に貢献で
きるよう取り組み、併せて
プレコンセプションケア及
び産後ケアを含む成育医療
の均てん化に資するデータ
の収集、分析を行うととも
に発信手法の開発に取り組
む。

成育に係る疾患に関して、特
に女性の健康に係る研究開発
について、以下のア~カを取
り組む。
ア 女性特有の病態・疾患の
発症機構・予防法や早期発見
及び治療法に関する研究開発
女性特有の病態・疾患に対
し、医学的視点のみならず、
社会学、経済学等の複合的か

(女性の健康に係る研究開発)
ア 女性特有の病態・疾患の発症機構・
予防法や早期発見及び治療法に関する
研究開発
<女性のライフコース推進 WG>
女性特有の病態・疾患に対し、医学的視
点のみならず、社会学、経済学等の
複合的かつ融合的な視点から研究開発に
取り組む。
さらに、女性に生じる様々な心身の不調

令和 6 年度、女性の健康研究部門では、女性特有の
疾患の解明や予防・治療法の開発に向けて多角的な
成果をあげた。女性内分泌学研究室は X 染色体不活
性化の分子機構を解析し、女性特有の病態などの理
解に貢献した。女性免疫バイオメディカル研究室と
女性のライフストレス制御研究室は、胎盤を用いた
オミクス解析や動物モデルにより妊娠合併症の理解
を深めた。女性の健康推進研究室は、出生体重と妊
孕性に関する疫学研究や支援ツールの開発を進め
た。女性生殖医学研究室は卵子老化の啓発を通じて
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令和 6 年度における本部門の研究
活動は、女性特有の疾患や健康
課題に対する多角的かつ実践的
なアプローチを通じて、着実な
進展を遂げた。基礎から応用ま
でを包含する研究体制のもと、
分子レベルでの性差解析、妊
娠・月経・更年期に関する疫学
的エビデンスの構築、ならびに
社会実装を見据えたツール開発