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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式 2―1―4-1(別紙)

中 長 期 目 標

国立成育医療研究センター

中 長 期 計 画

年度評価

令和6年度計画

項目別評価調書

主な評価軸(評価の視点)、指
標等

1-1

法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

これらの取組を通じ、中長
期目標期間中において、JH が
実施する横断的研究推進事業
費を伴う研究・事業で NC 連携
及び NC を支援することによ
り、我が国の医療・研究に大
きく貢献する成果を挙げるこ
ととする。
ア 新たなニーズに対応した研究開発機
能を支援・強化する。
具体的な取組は次のとおりである。
・ JH Super Highway、Office365 などの
研究利用可能なデジタル共通インフラの
活用支援を行う。
・ 6NC の電子カルテからの疾患情報を統
合的に取得できる共通医療データベース
の拡充を図り、データベースを利用した
研究の支援を行う。
・ 6NC-EHRs データベースに含まれるデ
ータそのものではなく、登録データ数・
集計情報・特徴的な情報(疾患ごとの患
者分布やある薬剤の処方件数、ある検査
の実施数などそのままでは直接研究利用
や個人の特定ができない概要データ)な
ど、データベースの全体像を確認できる
サイト「6NC-EHRs ショーケース」を構築
し、6NC 内部向けに公開することで、6NC
統合電子カルテデータベースの認知度向
上と、6NC の研究者による 6NC-EHRs の利
活用促進を図る。あわせて社会や国民へ
の広報のために「6NC-EHRs ショーケー
ス」の一般向けの公開について検討す
る。
・電子カルテ情報を連携した 6NC-EHRs
等、NC 内の患者レジストリを利用した研
究、および 6NC 連携レジストリデータ利
活用促進事業を支援する。
・データ基盤課カウンターパートとの意
見交換会を開催し、6NC との情報共有及
び連携を図る。
・各 NC の人材育成に関わる部署との連携
を図り、研究支援人材の育成支援体制の
構築に取り組む。特に生物統計分野にお
いては、JH の若手生物統計家 NC 連携育
成パイロット事業を継続する。
・英語論文等の作成促進支援として、令
和 6 年 4 月から英語校正アプリ
(Grammarly)を 6NC へ導入するため、ア
カウント管理マニュアルを作成し、アプ

[評価の視点]
○ 研究開発に資するデー
タ集積のための基盤強化等
に係る取組が十分である
か。
○ NC 間の連携により効果
的な研究開発が期待される
領域への取組みが十分であ
るか。
○ 社会に向けて、研究・
開発の成果や取組の科学技
術的意義や社会経済的価値
をわかりやすく説明し、社
会から理解を得ていく取組
を積極的に推進している
か。
○ 研究開発分野のニーズ
に応じた専門知識を有する
人材の育成や研修の実施が
図られているか。

<定性的視点>
・情報基盤等の構築
・情報基盤データの利活用
・他機関の疾患レジストリ
との連携
・共同研究課題の提案と実

・研究課題の進捗管理と評
価システムの構築
・企業との連携支援
・アウトリーチ戦略
・社会に対する研究・開発
成果の発信
・人材育成戦略
・具体的な取組事例

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・Office365 を活用した業務 DX の動画コンテンツを
作成した。
(配信に向け調整中)
・6NC 統合電子カルテデータベース(6NC-EHRs)に
令和 6 年度より国立がん研究センター東病院のデー
タ収集の準備が完了した。
・6NC-EHRs を使用した医学研究の公募を、国立がん
研究センター東病院を対象に実施し 1 課題を採択し
た。
・R4-5 年度採択の 7 課題と合わせて全 8 課題の研究
支援を実施した。
・検査 24 項目の標準化の追加整備を実施した。
・処方データの標準化整備を実施した。
・病名データの用語整理等の整備を実施した。
・登録データの正確性の検証を、医事データを用い
て実施した。
・6NC-EHRs ショーケースを構築し限定試験公開を開
始した。
・6NC 職員の公募によらない研究利用の開始に向け
て運営体制・利用制度等を検討した。
・NC 法に基づく事業実施の検討について個人情報保
護委員会審議官と意見交換を実施した。
・電子カルテ情報を連携した 6NC-EHRs の他、電子化
医療情報を活用した疾患横断的コホート研究
(2024-B-05 澤田班)などが NC 内の患者レジストリ
を利用した研究を推進している。また、6NC 連携レ
ジストリデータ利活用促進事業(JH 事業-03 杉浦
班)がレジストリデータ利活用促進事業を展開して
いる。
・令和 6 年度は、12 回のカウンターパート連絡会議
を開催し、必要な情報共有と意見交換を行い 6NC 間
の連携強化に取り組んだ
・各 NC の人材育成に関わる部署との連携を図り、研
究支援人材の育成支援体制の構築に取り組んだ。特
に、生物統計分野においては、JH の若手生物統計家
NC 連携育成パイロット事業を継続し、6NC が連携し

自己評価