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資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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様式 2―1―4-1(別紙)

中 長 期 目 標

国立成育医療研究センター

中 長 期 計 画

年度評価

令和6年度計画

項目別評価調書

主な評価軸(評価の視点)、指
標等

1-1

法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等

自己評価

対応策の議論をおこなった。今後は事例集などの資
料を作成する予定である。
・教育研修検討委員会では必要な研修テーマを検討
した。優先的されるテーマとして「メンタルヘル
ス」と「安全」が挙げられ、メンタルヘルスと産後
ケア事業ガイドラインについての動画を作成し、HP
に公開した。
キ 周産期薬理学の研究開発
<妊娠と薬情報センター検討チーム>
相談症例データベースを基にした疫学研
究を推進するとともに、厚労省や製薬
企業と連携して妊娠登録研究の仕組み作
りに努める。さらに、臍帯血中や母乳中
の薬剤濃度の測定により胎盤移行性や母
乳移行性を明らかにする。

・相談症例データベースを基にした疫学研究を推進 ・相談症例データベースを用い
した。
た疫学研究にも取り組み、英語
論文を複数出すことができた。
・妊娠・授乳婦を対象とした薬の適正使用推進事業 ・妊娠・授乳婦を対象とした薬
についても予定通り検討を進めた。合計で 5 剤の検 の適正使用推進事業についても
討をおこなった。
予定通り検討を進めることがで
きた。
・厚労省や製薬企業と連携して妊娠登録研究の仕組 ・厚労省や製薬企業と連携して
み作りに努めた。
妊娠登録研究の仕組みづくりを
おこない、令和 7 年度に開始でき
る状態をつくることができた。

ク 生殖医療に係る研究開発
<生殖医療検討チーム>
月経困難症の対する診療を整備する。卵
巣保存や着床前遺伝子検査など生殖医
療に係る先端技術を希望者が安心して受
けられるよう研究を推進し体制を整備
する。

・女性外科・婦人科の外来を立ち上げ、月経困難症 ・成人の月経困難症を含めた婦
を含めた婦人科外来診療を立ち上げた。
人科疾患について診療提供を、
予定通りに開始できた。
・卵巣組織凍結立ち上げに関して倫理支援室に相談 ・卵巣組織凍結を立ち上げるに
をすすめ、来年度以降に研究費取得を目指すことに あたり、院内で複数科医師によ
なった。
るチームを作り、来年度に研究
費を取得し、施設認定を申請す
るのに必要な倫理審査の申請を
準備している。
・着床前遺伝学的検査を行っている。特に重篤な遺
伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査(PGTM)については、複数科・多職種との合同ミーティ
ングでの検討を行った。(小児関連科、遺伝診療
科、不妊診療科、産科、看護師)

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・重篤な遺伝性疾患を対象とし
た着床前遺伝学的検査(PGT-M)
の議論を、複数科・多職種で行
うことができた。