資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (120 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
様式 2―1―4-2(別紙)
中 長 期 目 標
国立成育医療研究センター
中 長 期 計 画
令和6年度計画
年度評価
項目別評価調書
主な評価軸(評価の視点)、指標
等
2-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
自己評価
児・病後児保育の利用、育児短時間勤務制度、子を
養育する職員の時間外勤務制限の導入など、仕事と
育児の両立ができる環境の維持に引き続き努めた。
・令和 3 年 10 月より開始した臨床工学技士の夜勤・
宿日直を継続している。夜間休日帯における、医療
機器等のトラブル発生時の緊急対応を行い、医師の
負担軽減を進めた。
イ
薬剤師
イ 薬剤師
医療安全の向上及び医師
薬剤師の病棟配置については、導
の負担軽減のため、薬剤師 入効果の検証をした上で、適正な人
の病棟業務の更なる充実を 員配置を検討する。
図る。
また、薬剤師の病棟業務の更なる
定着を図り、医師の負担軽減に繋げ
る。
ウ
看護師
看護師の確保対策を推進
するとともに離職防止や復
職支援の対策を講じ、当セ
ンターの看護師の離職率
を 、 14.5 % ま で 減 少 さ せ
る。
また、医療の質の向上、
キャリアアップ、看護部門
の強化の観点から、専門・
認定看護師の配置を推進す
る。具体的には、公益社団
法人日本看護協会が認定す
る専門・認定看護師を中長
期目標期間に 30 人まで増加
させることを目標とする。
・令和 4 年 4 月より薬剤師の夜勤体制を変更し業務 ・薬剤師の病棟配置の推進・改善に
効率の改善を行い継続。
より、医師等の負担軽減を図ってい
・医師等との協働によるインフォームドコンセント る。
の実施、麻薬管理の確認作業、薬剤師の持参薬確認
による服薬計画の提案等、医療安全の向上に努めて
いる。
・令和 5 年 11 月より休日も薬剤師が高カロリー輸液
の無菌調製を開始し、看護師の負担軽減を図ってい
る。これにより看護師が診療介助にあてる時間を確
保できるようになり間接的に医師の負担軽減にもつ
ながっている。また無菌的に調製することによって
感染対策、医療安全の向上に努めている。
・心臓外科医の負担軽減として、心臓保護液の院内
製剤開始を検討開始した。
ウ 看護師
[定量的指標]
女性看護師の仕事と子育ての両立 ■ 看護師の離職率:14.5%
を支援するため、引き続き仕事と子 以下
育ての両立支援に努め、看護師の業
務負担の軽減及び看護師確保に繋げ
ていく。
さらに、新採用者の離職防止、病
休者に対する支援、夜勤回数の平準
化など職場環境の改善に努める。加
えて、院内研修の実施内容の見直し
及び充実、キャリアパス教育の支
援、専門・認定看護師の養成、看護
研究の推進など人材育成、看護力及
び質の向上に努める等により看護師
の離職率を減少させる。
また、看護職員のモチベーション
維持、キャリア開発のため、当セン
ターのクリニカルラダーを活用する
とともに、チーム医療の中で看護の
専門性を発揮できる看護師の育成に
努める。
119 / 148
・看護部の重点課題については、看護部目標に組み
入れて提示した。その中で、看護職員の定着を目指
して、令和 5 年度から実施している離職防止対策と
昨年度から強化した異動者支援を継続し、以下のよ
うに実施した。
①新採用者の社会人基礎力のデータと退職者の適性
検査の結果を活用し、入職後の支援体制を整え、定
期的な面談や業務内容の調整を行い、新採用者の離
職防止に努めた。
②「引継ぎシート」の使用を継続し、異動前に看護
師長間の連携を図ったり、異動予定部署で事前に研
修(輸液ポンプの操作練習や末梢点滴刺入部の固定
方法の練習等)を行ったりすることで、部署異動者
が、新しい部署で不安なく業務ができるようにし
た。
③新任看護師長・新任副看護師長対象とした学習会
を実施し、看護管理や労務管理、人材育成などに必
要な知識の向上を図り、働きやすい職場づくりに努
めた。
④育休復帰者に対しては、例年通り「働くママの
会」を開催し、復帰に対する準備と不安の軽減を図
った。
⑤看護師長と副看護師長が部署スタッフとの面談と
声掛けを強化し、継続して勤務できるように環境を
整えた。また、配置換えの希望を確認し、適宜配置
換えを行い、継続して勤務できるよう環境整備に努
めた。
・看護部目標の下、看護師の定着
(離職防止)と復職支援対策の見直
しを適宜行いながら、継続して実施
している。