資料1‐1 令和6年度 業務実績評価書(案) (131 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
中 長 期 目 標
国立成育医療研究センター
中 長 期 計 画
令和6年度計画
年度評価
項目別評価調書
主な評価軸(評価の視点)、指
標等
3-1
法人の業務実績等・自己評価
主な業務実績等
自己評価
・受託研究及び共同研究を推進するため、臨床研究
相談窓口、小児治験ネットワーク等を利用して、当
センターの取組を紹介するとともに、受託研究規程
の見直し、及び臨床研究支援に関する価格表改訂を
行い、新たに臨床研究支援に係る受託研究を受注
し、外部研究資金の獲得に令和 5 年度に引き続き努
めた。
・令和 6 年度は外部の競争的資金 2,178,585 千円(前
年度 2,066,211 千円)を獲得。
・臨床研究相談窓口、小児治験ネッ
トワーク等を利用して、当センター
の取組を紹介するとともに、受託研
究規程の改訂による臨床研究支援に
係る受託研究受注等を行い、外部研
究資金の獲得に令和 5 年度に引き続
き努めている。
1654245
や、患者レジストリ(登録
システム)の充実により、
治験・臨床研究体制を強化
し、国立研究開発法人日本
医療研究開発機構等からの
競争的資金や企業治験等の
外部資金の獲得を更に進め
る。
(1)外部資金の獲得
(1)外部資金の獲得
治験や臨床研究による受
託研究費、共同研究費等の
外部研究資金の更なる獲得
に努める。
① 企業等との共同研究の
実施
臨床研究相談窓口を通じ
て申し込まれた外部(企
業、医療機関)相談につい
て、適切に契約を結んだう
えで受託・共同研究を実施
する。
小児用製剤製造施設にお
ける製剤開発等において、
企業との共同研究や製剤学
的秘匿性のライセンスアウ
ト等を検討する。
①
[評価の視点]
○ 運営費交付金以外の競
争的資金や外部資金の獲得
を進め、自己収入の増加に
努めているか。
企業等との共同研究の実施
〔定量的視点〕
適切な契約のもとに受託研究、共同 ・企業等との受託・共同研 ・企業や大学等との共同研究審査件数は 30 件(前年
研究等の実施を引き続き推進する。
究の計画・実施件数
度 21 件)であり、共同研究等審査委員会における審
小児用製剤製造施設における小児用
査を経て、共同研究契約を締結した。
製剤開発において、企業等と共同して
パイロット製剤の開発 を行うととも
に、新規剤形等として企業が申請する
際に、パイロット製剤における製剤学
的秘匿性のライセンスアウト等を引き
続き検討する。
130 / 148
・共同研究の審査については、共同
研究取扱規定に基づき、適切に審
査、管理が行われている。業務効率
化のため、適宜、オンラインによる
持ち回り審査を実施した。
・臨床研究相談窓口に寄せられた外部からの相談は
81 件(前年度 69 件)。このうち、共同研究に至った
件数は 1 件(前年度 0 件)。また、外部からの相談
のうち、継続的支援の実施に至った案件は 22 件(前
年度 10 件)、受託研究契約に至った案件は 22 件
(前年度 30 件)であった。
・臨床研究相談窓口を通じて、申し
込みのあった外部(企業、医療機関
等)からの相談について、適切に対
応するとともに、受託研究契約を締
結するなどして継続的支援を引き続
き実施した。
・製剤開発室における小児用製剤開発については、
企業との共同研究による実施に努めたほか、菓子企
業との共同研究では苦味マスキング方法に関する特
許を取得した。
・令和 6 年度においては、引き続き製薬企業等(継
続 2 件)と小児用製剤の開発に関する共同研究契
約、守秘義務契約を締結し、既存薬の小型化、苦味
をマスキングした小児製剤の開発、小児用法・用量
の開発等について、検討を行った。
・日本小児循環器学会が小児用剤形開発を希望する
医薬品について、該当する製造販売企業に働きか
・菓子企業との共同研究では苦味マ
スキング方法に関する特許を取得し
た。
・医薬品開発、剤形開発には一定の
開発期間を要するが、日本小児循環
器学会が小児用剤形開発を希望する
医薬品について、ミニタブレットの
試作を行った。