【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (98 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
2.主要分野ごとの重要課題と取組方針
(がん、循環器病等の疾患に応じた対策等)
がん対策 220、循環器病対策 221、慢性腎臓病対策 222、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢
性疼痛等の疾患に応じた対策、難病対策、移植医療対策 223、アレルギー対策 224、依存症
対策、難聴対策、栄養対策、受動喫煙対策、科学的根拠等に基づく予防接種の促進を始
めとした肺炎等の感染症対策 225、更年期障害や骨粗しょう症など総合的な女性の健康支
援 226 を推進する。
224 アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎等を含む。)医療の均てん化促進等を含む。
(創薬力の強化とイノベーションの推進)
標準的な薬物治療の確立に向け、休薬・減薬を含む効果的・効率的な治療に関する調査
研究を進め、診療ガイドラインに反映していく。
【統合イノベーション戦略 2025】(令和7年6月6日閣議決定)
2.第6期基本計画の総仕上げとしての取組の加速
(1) 先端科学技術の戦略的な推進
(バイオテクノロジー)
・ 「バイオエコノミー戦略(令和6年6月3日統合イノベーション戦略推進会議決定)」
に基づき、バイオエコノミー市場の創出を推進する。7
・ 具体的には、
「バイオものづくり・バイオ由来製品」、
「持続的一次生産システム」、
「木材活用大型建築・スマート林業」、
「バイオ医薬品・再生医療・細胞治療・遺伝子治
療関連産業」、
「生活習慣改善ヘルスケア、デジタルヘルス」の5つの市場において、合
成生物学やAIの活用等の技術開発の加速化、市場環境・事業環境の整備、国際標準の
戦略的活用等について、産学官金が連携して取組を推進する。また、バイオエコノミー
拡大の源泉となる生命科学研究を支える人材育成、ライフコースに着目した研究等の基
礎生命科学の振興、データベース・バイオリソース・バイオバンク等の次世代情報研究
基盤の整備・充実、それらを活用したデータ駆動型研究を推進する。
2
他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
・本事業では、革新的な免疫アレルギー疾患治療薬の開発やデータ基盤の構築、実用化
に向けた病因・病態解明、適応外薬を含む治療薬の実用化に向けた研究等を目的とし
ている。一方、厚生労働科学研究費で実施する「免疫アレルギー疾患政策研究事業」
は、こうした研究開発の成果を国民に還元するための免疫アレルギー疾患に関する情
報提供の方策に関する研究や免疫アレルギー疾患医療提供体制のあり方に関する研
究等を実施し、研究成果を施策に反映することを目的としている。
・10 か年戦略は、内容的に政策的な部分もあるため、厚生労働研究事業と AMED 研究が
互いに補完し合いながら、AMED 事業が特に医療開発研究を担当する形で全戦略を推
進する。
・AMED「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業」との合同にて、COVID19 感染による血栓症・血管炎の病態解明研究の公募を行い、令和2年度に合計4課題
を採択、令和4年度まで研究を実施し、事業間・課題間連携を深めた。
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