【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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(7)「誰一人取り残されない社会」の実現
「自殺総合対策大綱」に基づく対策を推進するほか、ひきこもり支援について、共同
生活による支援を含む自立支援の実態や有効性の検証を踏まえ、取組を推進する。
過去最多のこどもの自殺を踏まえ、孤独・孤立対策の重点計画に沿って、予防が重要と
の認識の下、交付金も活用し、関係府省と地方公共団体が連携した取組を進める。
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
2.主要分野ごとの重要課題と取組方針
(2)少子化対策及びこども・若者政策の推進
発達障害児など障害のあるこどもと家族への支援やインクルージョンの推進、こども・
若者の自殺対策を強力に推進する。学校や家庭以外の多様な居場所づくりを進めるとと
もに、こどものメンタルヘルスを充実する。
「健康・医療戦略」(令和7年2月 18 日閣議決定)
○データの利活用
世界の健康・医療分野の研究開発の現場において、医療データ利活用の重要性がます
ます高まっている。米国を中心に発展著しい医療 AI の開発は、良質なビッグデータが
支えていることは言うまでもない。また、薬事申請においても、電子カルテ情報など実
診療から得られたリアルワールドデータ(Real World Data: RWD)が、治験における比
対照群や有効性・安全性を補足的に説明する根拠として用いられ、医薬品・医療機器の
開発の拡大に期待が持たれている。
○データ利活用・ライフコースプロジェクト
疾患レジストリで得られた成果や検体に関する情報をデジタル化した加工データ基
盤の整備・利活用を促進し、ライフコースを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解
明、診断、治療等に資する研究開発を推進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現
を目指す。また、医療分野の研究開発等におけるデータ利活用を加速するようデータ基
盤整備に取り組む。特に、AMED が支援した研究開発で得られたデータを共有する仕組み
を整備し、運用する。
「医療分野研究開発推進計画」(令和7年2月 18 日健康・医療戦略推進本部決定)
○ データ利活用・ライフコースプロジェクト
疾患レジストリで得られた成果や検体に関する情報をデジタル化した加工データ基
盤の整備・利活用を促進し、ライフコースを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解
明、診断、治療等に資する研究開発を推進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現
を目指す。また、医療分野の研究開発等におけるデータ利活用を加速するようデータ基
盤整備に取り組む。特に、AMED が支援した研究開発で得られたデータを共有する仕組み
を整備し、運用する。
・データの利活用を介した病態の解明、実用可能な予防法・診断法・治療法の新規開発
に向けた研究及び臨床試験等の推進
・遠隔医療・オンライン診療の効果的かつ質の高い臨床応用の手法の開発と適正で幅広
い社会実装に向けて、具体的な活用場面を想定したエビデンスを蓄積するための研究
を推進
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他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
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