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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (124 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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医療や研究開発を担う人材育成が重要となる。本研究では、医師、患者、その他医療
関係職種が、統合医療についての十分な知識・理解を得るための実践的な教育プログ
ラムの開発などを行う。体系的な情報把握のためのデータ基盤の整備・構築、専門で
はない医師向けの漢方薬の処方・使用のためのアルゴリズム作成など、ガイドライン
への収載に向けた研究を推進する。
【成果の活用】統合医療に関し、体系的な情報把握、十分な学びの機会が得た各医療関
係職種が協働することが可能となり、患者の QOL が向上することが期待される。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024 改訂版】(令和6年6月 21 日
閣議決定)

「国民の主体的な予防・重症化予防・健康づくり、データヘルスの推進のため、ア プ
リやウェアラブル・デバイス等で把握する生体・生活データに基づき、食生活、 運
動、受診のアドバイス等を通じ生活習慣の改善や病気の予防・重症化予防を図る 実
証プロジェクトを実施する。その際、民間 PHR(Personal Health Record)サービス
が提供するライフログデータ(歩数や睡眠等)の標準化を進め、上記の実証プロジェ
クト等の生体・生活データと連携して医療機関が受診勧奨や受診時の効率的な検査・
診療に活用できる環境を整備する。」
【成長戦略等のフォローアップ】(令和5年6月 16 日閣議決定)
・「漢方について、生薬の国内生産を支援するとともに、国内産業の競争力強化に資す
る国際標準化を着実に進める。」
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
・「罹患後症状(いわゆる後遺症)やワクチンの副反応についての実態把握に資する調
査・研究等を進める。」

「「医療DXの推進に関する工程表」に基づき、
「全国医療情報プラットフォーム」を構
築するほか、電子カルテの導入や電子カルテ情報の標準化、診療報酬改定DX、PH
Rの整備・普及を強力に進める。」
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)
・高齢者を始めあらゆる年代が健康な社会(幸齢社会)を実現するため、ライフコー
スに着目した研究開発を総合的に推進する。具体的には、認知症等の脳神経疾患の
早期予防・治療に向けた研究、次世代iPS細胞等による革新的な融合研究やiP
S創薬研究、バイオバンク間の連携による個別化医療・予防医療の実現、オルガノ
イド等を駆使した研究開発等を推進し、ライフコースのメカニズム解明を進めると
ともに、「がん研究 10 か年戦略(第5次)」に基づく社会実装を意識したがん研
究の推進、健康・医療・介護に関する情報やライフログデータ等のPHRを有機的
に連結できる環境の整備やオンライン診療・遠隔医療等の普及を推進する。
・「我が国の研究力向上のためには、若手を中心とした優秀な研究者を確保し、腰を
据えて研究に打ち込める環境が重要である。
【健康・医療戦略(第3期)】(令和7年2月 18 日閣議決定)
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