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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

医薬品 PJ

創薬支援推進事業
医政局研究開発政策課
創薬事業部創薬企画・評価課
なし

当初予算額(千円)


令和5年度
3,455,677

令和6年度
3,455,677

令和7年度
3,459,222

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
医療現場のニーズを踏まえ、大学や公的研究機関等の研究者が保有する優れた創薬シ
ーズを、効率よく、医薬品としての実用化につなげる必要がある。「健康・医療戦略」
(令和7年2月 18 日閣議決定)において、アカデミアと企業のギャップ解消のため、
伴走支援における出口志向性の強化や、オーファンドラッグ制度の充実等による研究開
発への早期着手の必要性が指摘されている。
【事業目標】
創薬支援ネットワークの活用及び創薬シーズの実用化検証を行う場の提供等により、
創薬標的検証段階から応用研究、前臨床段階までの研究開発を疾患領域に応じて支援を
行う。製薬企業(ベンチャー・スタートアップ含む)における実用化研究や AMED の他
の研究事業への橋渡しにより、大学や公的研究機関等の研究者が保有する創薬シーズの
早期実用化を図る。また、創薬基盤技術の開発や希少疾病用医薬品等の開発支援を行い、
研究開発期間の短縮と革新的医薬品の創出確率の向上を図る。
【研究のスコープ】
① 創薬総合支援事業
創薬支援ネットワークが行う技術支援、非臨床試験や知財管理等に関する支援、基
盤整備等を創薬コーディネーターによる伴走支援で推進し、創薬シーズの早期実用化
を図る。
② 創薬支援効率化事業
産官学が連携して、効率的なデータ収集と予測精度の向上による創薬ターゲット予
測基盤及びシーズ探索 AI 創薬基盤の構築を推進する。また、新規モダリティを対象
とした産官学協働の新たなマッチングの場の提供を進める。さらにスタートアップを
含む企業ニーズに基づくシーズ評価(精度管理された in vivo 薬効試験等の実施を含
む)を行い、創薬支援ネットワークの支援能力を向上させる。これにより、研究開発
期間の短縮と革新的医薬品の創出確率の向上を図る。
③ 希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業
希少疾病用医薬品の指定を目指す企業による開発を支援し、研究開発期間の短縮と
革新的医薬品の創出確率の向上を図る。
【期待されるアウトプット】(※)
① 製薬企業出身の創薬コーディネーターによる伴走支援と創薬支援ネットワークの技
術協力、これまで本事業で構築した AI の活用及び AI を活用した新たな創薬基盤の
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