【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (76 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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研究事業名
シーズ開発・基礎研究 PJ
地球規模保健課題解決推進のための研究事業
(厚生科学課分:日米医学協力計画)
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
大臣官房厚生科学課
国際戦略推進部 国際事業課
なし
当初予算額(千円)
Ⅰ
令和5年度
93,157
令和6年度
166,157
令和7年度
111,788
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
本研究事業は、昭和 40 年(1965 年)の佐藤栄作総理大臣とリンドン・ジョンソン大
統領の会談に基づき実施される日米医学協力計画に基づいて実施される。同計画では、
アジア地域等にまん延している疾病等に未知の分野が多く、研究の余地が残されている
ことに鑑み、これらについて日米両国が協同で研究を行うことを目的とする。
【事業目標】
日米医学協力計画の下には、9つの専門部会(コレラ・細菌性腸管感染症、抗酸菌症、
ウイルス性疾患、寄生虫疾患、栄養・代謝、がん、肝炎、エイズ、急性呼吸器感染症)
と1つの部門(免疫)が設けられている。日米の関係機関(米国は、米国立衛生研究所
(NIH)の米国立感染症・アレルギー研究所(NIAID)及び米国立がん研究所(NCI))、関
係の研究者が協力して、アジア地域等にまん延している疾病等に関して「医療に関する
研究開発」を発展させるための連携活動の推進、強化を目標とする。
【研究のスコープ】
①日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研究に資
する活動及び連携基盤の強化
②日米医学協力計画を基軸とした「若手研究者育成共同研究プログラム」における若手
研究者の国際連携、ネットワーク形成に主眼をおいた研究
③日米医学協力計画の次世代を担う、国際社会で存在感の高い若手・中堅研究者、女性
研究者育成のための支援プログラム
【期待されるアウトプット】(※)
長期に渡り培った協力関係を基盤とした、新興・再興感染症の世界的流行に即時に対
応するためのタイムリーな情報共有のための日米合同シンポジウム、会議等を開催す
る。
若手研究者育成共同研究プログラムにおいては、具体的には、令和7年度に、日米共
同研究におけるロタウィルス感染症における感染防御機構、B 型肝炎ウイルスの複製促
進メカニズム、媒介蚊の遺伝的多様性とアルボウイルス伝播の関連性、赤痢アメーバ感
染に対する宿主応答の転写プロファイリングに関する成果が得られる予定である。
<具体的な KPI>
・優れたシーズの発展・継続支援件数(事業間の連続的支援数) 5件/年
・論文数(Top1%論文、Top10%論文、全論文数) 1 件/年
・学会・シンポジウム等における口頭・ポスター発表:5 件
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