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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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おいて、ゲノム編集薬投与による異所性骨化の予防効果や治療効果を検証する。
【成果の活用】本事業における支援終了後は、橋渡し連携拠点において、企業への技術
移転又は企業との共同研究を支援し、早期の臨床試験開始を目指す。
②創薬支援効率化事業
【課題名】ニューモダリティコンソーシアム(N モダコンソ)(令和7年度~)
【概要】単独の大学等・企業では実現が困難な、新たなモダリティ技術を活用した次世
代医薬品開発の実用化を促進する。具体的には、創薬ブースターの伴走支援のもと、
大学等のシーズに対し、企業の競争優位性のある技術を用いて検証試験を実施する。
当該シーズの実用化研究推進にむけてマッチングが成立した場合には、会員企業と大
学等による共同研究を開始する。これら一連の仕組みをコンソ規約で定め、AMED が代
表機関となり運営する。
【成果の活用】コンソーシアムにおいて、マッチングが成立した場合には、企業の新た
な自社パイプラインの1つとなる。新規性の高い黎明期技術を持つスタートアップ企
業においては、リスクを低減しつつ新たなパイプライン創出につながる。
③希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業
【課題名】悪性胸膜中皮腫の新規がん免疫療法の開発(経口がん治療ワクチン B440)
(令
和7年度~)
【概要】悪性胸膜中皮腫は、いずれの病期においても予後は極めて不良であることか
ら、新規の治療薬の開発が望まれている。そのため、悪性胸膜中皮腫の治療薬の臨
床試験開始を目指して開発を加速させる。
【成果の活用】悪性胸膜中皮腫の治療薬の開発、希少疾病用医薬品指定及び製造販売承
認の取得に向けて、臨床開発が加速される。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
① 創薬支援効率化事業
【課題名】ニューモダリティコンソーシアム、精度管理データに基づく実用化支援
【概要】新モダリティの実用化においては、開発早期から創薬技術をもつ企業パートナ
ーと連携することが不可欠である。また、製薬企業に加え、スタートアップやベンチ
ャー企業等にも導出する仕組みを構築する必要がある。このような状況を踏まえ、新
規モダリティを対象とした産官学協働のマッチングの場の提供(スタートアップ支援
含む)、社会的ニーズに基づく創薬シーズの評価(薬効試験等)を行う。
【成果の活用】より多くのシーズの企業導出へとつなげる。
【課題名】産学連携による創薬ターゲット予測・シーズ探索 AIPF 開発(令和7年度~)
【概要】低分子分野での創薬 AI プラットフォームについて、創薬環境のモダリティの
多様化に適合するため、他のモダリティ分野への拡張を行う。また、初期フェーズの
創薬研究(標的特定~構造最適化)に活用できる AI プラットフォームを構築する。
【成果の活用】標的探索から標的検証、またそれに続く有望な新規化合物設計が可能と
なる統合創薬 AI プラットフォームの統合が可能となる。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
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