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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (103 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名

データ利活用・ライフコース

慢性の痛み解明研究事業

主管部局・課室名

健康・生活衛生局難病対策課

AMED担当部・課名

データ利活用・ライフコース研究開発事業部 ライフコース研究開発課

省内関係部局・課室名

なし

当初予算額(千円)


令和5年度
63,480

令和6年度
63,480

令和7年度
59,842

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、多くの国民が慢性の痛みを抱えており、そ
れが生活の質の低下を来す一因となっている。痛みは主観的な体験の表現であるため客
観的な評価が難しく、適切な慢性疼痛に対する治療法も十分に確立していない。平成 22
年には「今後の慢性の痛み対策について(提言)」(平成 22 年 9 月、慢性の痛みに関す
る検討会)が発表された。各個人が抱える痛みの問題の解決、生活の質の向上にのため
は、慢性の難治性疼痛の病態や機序の解明、痛みの客観的評価法や新規疼痛治療法の開
発が必要である。
【事業目標】
①「今後の慢性の痛み対策について(提言)」に記載された3種類の慢性の痛み(患者数
の多い既知の疾患に伴う慢性の痛み、原因や病態が十分に解明されていない慢性の痛
み、機能的要因により引き起こされる慢性の痛み)について、病態の解明等の基礎的
な研究、評価法等の開発につなげる研究、及び客観的な評価法や効果的な治療法の開
発を行う。
②慢性の痛みについて分野・領域横断的な研究開発を行い、エビデンスの創出、構築を
推進し、労働力の維持・向上、共助社会・共生社会づくり等の一端を担う。
【研究のスコープ】
・慢性の痛みに対する客観的な評価法の開発
・慢性の痛みに対する効果的な治療法の開発
・慢性の痛みに対するエビデンス構築
・慢性の痛みに対するトランスレーショナルリサーチによる病態の解明
【期待されるアウトプット】(※)
<記載事項>
論文数(Top10%論文) 1件
全論文数 30 本(※謝辞あり)
優れたシーズの発展・継続支援件数 1件
【期待されるアウトカム】(※)
<記載事項>
医療等に実装された件数 1 件
慢性の痛みの評価指標の構築および治療の最適化によって、患者が障害や疾病の特性
等に応じて最大限活躍できるようにするとともに、患者の QOL の向上に貢献する。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
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