【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (137 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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創出等に向け、データ利活用において世界最先端の環境づくりを進める。
Ⅳ 具体的施策
4.7 世界最先端の研究開発のためのデータ利活用
○ 国を主体とする RWD の二次利用の推進
医療データ等の研究利用を促進するため、
「医療 DX の推進に関する工程表」や「医 療
等情報の二次利用に関するワーキンググループこれまでの議論の整理」を踏まえ、厚生
労働大臣が保有する医療・介護関係の DB について仮名化情報の提供を可能とするため
の法制面の整備、研究者や企業等が各種 DB のデータを安全かつ効率的に利用・解析で
きるクラウド型の情報連携基盤の整備、電子カルテ情報の利活用整備等を推進する。
○ 民間やアカデミアを主体とする RWD 等の二次利用の促進
次世代医療基盤法に基づく RWD の二次利用を促進する。次世代医療基盤法につい て、
丁寧なオプトアウトのあり方、医療情報を提供する医療機関へのインセンティブ、医療
機関から効率的に医療情報を伝送するための方策、ライフコースデータや民間レジスト
リとの連携、法制度の利活用により効果的な課題解決が見込まれるユースケー スの実
証研究の推進、認定取得の更なる簡素化などを進める。次世代医療基盤法に基づく DB や
学会の各種レジストリ等について、薬事利用等に必要な水準の信頼性確保に取り組む。
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他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
ICT 技術や AI を活用した医療の質の向上、均てん化やデータ利活用の環境整備等の
政策的課題の検討を行う厚生労働科学研究「臨床研究等 ICT 基盤構築・人工知能実装研
究事業」と連携して事業を行う。本事業では、実際に公的 DB や次世代 DB を用いて、ユ
ースケースの実証、情報連携基盤の各機能の開発を行うものである。
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