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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ) データ利活用・ライフコース PJ


研究事業名

循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業

主管部局・課室名 健康・生活衛生局健康課
AMED担当部・ データ利活用・ライフコース研究開発事業部
課名
省内関係部局・課 健康・生活衛生局がん・疾病対策課
室名

当初予算額(千円)


令和5年度
751,855

ライフコース研究開発課

令和6年度
751,855

令和7年度
708,764

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
がん、循環器病、糖尿病、COPD などの生活習慣病は、世界の死亡者数の約6割を占め
ている。我が国においても、生活習慣病は医療費の約3割、死亡者数の約5割を占めて
おり、発症予防や重症化予防に対する早急な対策が求められている。循環器病や糖尿病
等のがん以外の代表的な生活習慣病は、様々なライフステージを含む長い経過の中で、
不適切な生活習慣等を契機として発症し、重症化する。特に循環器病は、介護が必要と
なる主な要因でもあるため、国民の健康寿命の延伸や、生涯にわたる生活の質(QOL)の
維持・向上に向け、包括的かつ計画的な対策が必要である。
生活習慣病の発症予防・重症化予防には、すべてのライフステージにおける栄養・食
生活、運動、休養、飲酒、口腔の健康などといった個人の生活習慣の改善や、健康づく
りが重要である。同時に、健診・保健指導の利活用による一次・二次予防の推進、生活
習慣病の病態解明や治療法の確立、治療の質の向上等による生活習慣病患者の二次・三
次予防の推進によって、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指す研究開発
が求められている。
なお、循環器病については、令和元年 12 月に施行された「健康寿命の延伸等を図る
ための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」に基づき、令和2
年 10 月に策定された「循環器病対策推進基本計画」を踏まえて研究を推進する。糖尿
病等生活習慣病については、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方
針に基づく「健康日本 21(第三次)」を踏まえて研究を推進する。
【事業目標】
生活習慣病対策においては、発症の予防すること、発症後の早期発見・ 早期治療、そ
して発症後の適切管理による重症化の予防が重要である。本研究事業では「健康増進・
生活習慣病発症予防分野」と「生活習慣病管理分野」に分類し、生活習慣病対策に資す
る研究開発を推進する。
具体的には、個人に最適な循環器疾患・糖尿病等の生活習慣病の重症化予防および重
症化後の予後改善・QOL 向上等に資する研究開発、AI 等を利活用した生活習慣病の発症
を予防する新たな健康づくりの方法の確立、循環器病の病態解明や革新的な予防、診断、
治療、リハビリテーション等に関する研究開発を推進する。
【研究のスコープ】
〇「健康増進・生活習慣病発症予防分野」において
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