【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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の途上国等への展開に資するエビデンスの構築を推進する。具体的には、デザインアプ
ローチを活用して、アジア・アフリカ地域におけるニーズを把握しながら、医療機器の
研究開発を推進する。
【期待されるアウトプット】(※)
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の開発を計画する採択課題の割合 25%への貢献
【期待されるアウトカム】(※)
○医療機器の開発に関する指標
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の薬事承認件数 20 件への貢献
・研究成果を活用した臨床試験・治験への移行への貢献
○製品導入による定性的効果
結核の治療モニタリングによる結核患者数の低減、脳血管疾患用リハビリテーション
機器の導入による地域医療格差是正、新生児診療支援システムの導入による新生児死亡
者数の低減、電力供給が不安定な地域に対応した非電動式陰圧創傷治療法の導入による
感染症管理の改善、眼科医療機器の導入による眼底疾患の早期発見と治療促進等
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和3年4月6日一部変
更)の「医療分野の研究開発に関する成果目標(KPI)」より抜粋。
(※)医療分野研究開発推進計画(令和2年3月 27 日決定、令和7年2月 18 日一部変更)を元に記載。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【研究領域】
バイオデザイン等のデザインアプローチを活用した製品開発の推進(令和7年度継続
中)
【概要】
「安全なバッグ換気のためのモニタ」など、バイオデザイン等のデザインアプローチ
を活用した製品開発を推進する課題を 16 件(うち5課題が令和7年度も継続中)実
施した。また、デザインアプローチを活用した製品開発を支援する課題を 1 件実施し
た。
【成果の活用】
製品開発の推進により令和2年度、令和3年度にベトナム、令和5年度にインドネシ
アにてそれぞれ1製品ずつ現地認可を取得した。加えて、令和7年度に3製品の現地
認可取得を予定している。また、医療技術の国際展開におけるデザインアプローチを
活用した開発手法とそれを実施するのに必要な仕組み等が明らかになる予定である。
また、これまで支援してきた課題(継続中含む)の事例をとりまとめた事例集を作成
した。今後国際展開を図る企業等へ展開する。
2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】
①開発途上国における新たな非電動式陰圧創傷治療システムの開発(コートジボワール
を対象、ドクタージャパン株式会社による研究課題)
②アフリカの地方部・農村部における、予防可能・治療可能な眼底疾患の根絶を目指す
眼科医療機器の開発(ケニア・ナイジェリアを対象、株式会社 OUI による研究課題)
③血液を介する感染症の簡易診断キットの開発(令和 7 年度公募の結果:ケニアを対象、
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