【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】個別化医療に向けた国内情報基盤に係るデータ利活用【若手枠】
(令和7~令
和9年度予定)
【概要】全ゲノム解析等実行計画に基づいて集積されている既存検体の臨床情報と全ゲ
ノム情報、マルチオミックスデータ、画像データ、リアルワールドエビデンス等の情
報、及び既存のバイオバンク等の情報基盤を利活用し、創薬等を見据えた出口戦略に
基づき、わが国における個別化医療の実用化に向けた情報基盤の整備に資する研究を
行う。
【成果の活用】得られた研究成果が、わが国の個別化医療を推進することが期待される。
利活用の結果得られたデータは、同意の範囲や知財戦略を考慮し、適切な公的データ
ベース(MGeND、NBDC ヒトデータベース、DDBJ 等)に登録されることにより、更なる
患者還元につながる。
【課題名】個別化医療に向けた国内情報基盤の整備に係る技術開発【若手枠】
(令和7~
令和9年度)
【概要】既存の情報基盤(バイオバンク、データベース、レジストリー等)を対象に、
その円滑かつ適切な利活用を推進する技術を開発することで、わが国における個別化
医療の実用化に向けた情報基盤の整備に資する研究を行う。
【成果の活用】開発した技術が、わが国の個別化医療の基盤整備に資することが期待さ
れる。また成果として得られる情報基盤の整備が、出口を見据えた応用研究を通して、
将来的な患者還元につながる。
(令和7年度に「ゲノム創薬基盤推進事業」において新規募集・採択予定の研究の中か
ら、特に利活用に資すると考えられる研究を1-3課題程度選択し、優先的に推進する
研究課題とする想定)
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】全ゲノム解析等実行計画に係る情報基盤、並びに全ゲノム解析等実施組織の
情報基盤等を利活用し、創薬推進等に資する研究
【概要】全ゲノム解析等実行計画では、がん・難病等に係る創薬推進等のため、臨床情
報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携させ、搭載する情報基盤を構築し、その利活
用に係る環境を整備することとされている。全ゲノム解析等実行計画に係る情報基
盤、並びに全ゲノム解析等実施組織の情報基盤等を利活用し、創薬推進等に資する研
究を行う。
【成果の活用】全ゲノム解析等実行計画に係る情報基盤、並びに全ゲノム解析等実施組
織の情報基盤等の利活用の促進と継続的な更新・最適化により、研究・創薬等が推進
され、国民へ質の高い医療を届け、将来的な「がん・難病等の克服」に資することが
期待される。
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