【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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られる。また、リハビリテーション(ハビリテーション)医学に基づく社会参加支援
は、医療から福祉・社会参加まで切れ目なく実施される必要がある。
【成果の活用】障害者の医療から福祉・社会参加までの連続したケアに資するリハビリ
テーション医療またはハビリテーション医療に関するシステム、支援プログラム、医
療・福祉機器等を構築・開発し、効果検証により、実用化を促進する。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】障害児・者の社会復帰/社会参加に資するシステム、支援プログラム、医療・
福祉機器等の実用化に関する研究開発
【概要】障害児・者の社会復帰/社会参加には、障害からの機能回復により社会復帰を目
指すだけでなく、先天性疾患等において機能維持による社会参加を目指す支援が求め
られる。また、こうした社会復帰/社会参加支援は、入院中のみならず退院後において
も切れ目なく実施される必要がある。そのため、社会復帰/社会参加に資するシステ
ム、支援プログラム、医療・福祉機器等の構築・開発、効果検証により、実用化を促
進する必要がある。そこで、障害児・者の医療から福祉・社会参加までの連続したケ
アに資するリハビリテーション医療に関するシステム、支援プログラム、医療・福祉
機器等を構築・開発し、効果検証を行う。
【成果の活用】医療から福祉までの連続したケアの実現を促進する。
【課題名】臨床知見に着眼した感覚器障害の医療・支援の質的向上を実現する診断・治
療の最適化・層別化研究、並びに病態生理・メカニズムに関する研究
【概要】感覚器障害者、並びに身体・知的障害児・者(脳血管疾患等に伴う各種障害、
高次脳機能障害を含む)に対するリハビリテーション医療・生活支援における層別化・
個別化を図り、個々に適切な医療や支援を提供する必要がある。また、こうした層別化・
個別化を実現するための評価方法の整備も重要である。さらに、医療・福祉機器等の開
発や既存機器等の活用による介入効果の検証と実用化の促進も重要である。そこで本研
究は、リハビリテーション医療や治療における層別化・個別化を図り、個々に適切な医
療を提供することを目的とする。
【成果の活用】層別化や個別化を示す知見から、新たな病態生理を明らかにし、重症化・
二次障害予防や進行抑制を促進する。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
「骨太方針 2025」(令和7年6月 13 日閣議決定)
第2章 賃上げを起点とした成長型経済の実現
4. 国民の安心・安全の確保
(7)「誰一人取り残されない社会」の実現
「障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けた行動計画」に沿って、障害
の社会モデルの考え方に基づく施策を推進する。
「障害者基本計画(第5次)」に基づき、
障害者差別の解消、心のバリアフリーの取組の推進、就労や地域生活の支援、アクセシ
ビリティ向上を促進する。
第3章 中長期的に持続可能な経済社会の実現
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