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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

データ利活用・ライフコース PJ

メディカルアーツ研究事業
医政局・研究開発政策課
ゲノム・データ基盤事業部・医療技術研究開発課
無し

当初予算額(千円)


令和5年度
48,663

令和6年度
48,663

令和7年度
48,713

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
「経済財政運営と改革の基本方針 2024」
(令和6年6月 21 日閣議決定)では、我が国
の生産年齢人口の減少に伴う構造的な人手不足の状況を踏まえて、人手不足の解消に資
する AI ロボット等の研究開発を加速することとしている。
医療分野においては、医師不足が課題であり、医師の働き方改革や医師偏在対策等の
施策が進められている。特に外科領域における医師の減少が喫緊の課題とされており、
優先して対策を講じる必要がある。若手医師の教育においては指導者の負担の増大や、
医師の経験や知識に基づく無形の医療技術を継承する難しさといった課題があり、医師
不足の課題解決に向け、効率的かつ効果的な教育システムを開発する必要がある。
【事業目標】
外科領域における手術手技等の医療技術のデータ化・定量化、客観的な技能評価シス
テムや教育プログラム等の研究開発を推進する。また、それらの社会実装により、優れ
た無形の医療技術を効率的かつ効果的に次世代へと伝承し、国民が受ける医療の質の向
上を目指す。
【研究のスコープ】
①外科領域における医療技術の伝承に資するシステムの開発
外科領域における無形の医療技術について、データ化・定量化を図り、データ基盤を
構築し、それを基に手術手技等の最適なアルゴリズムを構築する。また、AI 技能評価シ
ステムや人材教育プログラム等の医療技術の伝承に資する革新的なシステムの開発を
推進する。
②革新的な医療機器の開発に資するソフトウェアやプログラムの設計
①において構築したデータ基盤を活用し、手術支援ロボット等の革新的な医療機器の
開発や遠隔手術への応用等に資するソフトウェアやプログラムの設計を推進する。
【期待されるアウトプット】(※)
〇優れたシーズの発展・継続支援件数(令和7~11 年度)
・他事業への受け渡し件数 2件
・過去に AMED 支援を受けた課題について、新たに公募により採択された件数 2件
〇論文数(令和7~11 年度)
・全論文数 8件
【期待されるアウトカム】(※)
シーズの企業導出数(令和7~11 年度)
・権利譲渡契約、共同研究開発契約件数 2件
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