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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】オンライン診療(D to P)の診療機器の効果的な臨床応用の手法の開発
【概要】初年度(令和6年度)に行った調査研究の結果(オンライン診療における診療
機器の効果的な臨床応用の手法に係るエビデンス)を活用し、令和7年度からは、そ
の実証のための臨床研究を行っている。
【成果の活用】オンライン診療の標準的な活用方法について、既存の診療ガイドライン
に収載し、情報通信機器と共に幅広く普及させることを目指す。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】AI を利用した医療機器プログラム等の開発に係る研究課題(6課題)
【概要】医療機器の薬事承認取得等の実用化を目標として、令和8~14 年度の1か年~
5か年研究として実施する予定である。
【成果の活用】医薬品開発であれば、医薬品医療機器総合機構への相談費用や、臨床研
究(治験を含む。)の実施に向けたフォローを行い、薬事承認取得による医療現場への
導入を目指す。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2025 改訂版(令和7年6月 13 日閣
議決定)】
ⅲ)医療・介護のDX
医療・介護DXについて、政府を挙げて確実かつ着実に推進する。リアルワール ドデー
タの利活用推進のため、厚生労働大臣等が保有する医療・介護関係の公的デ ータベー
ス、次世代医療基盤法に基づく認定作成事業者が保有するデータベースを 用いたユー
スケースの実証を行う。健康・医療に関する情報やライフログデータ等 の PHR を有機
的に連結できる環境の整備、疾患解明や創薬等の利活用に貢献するデ ータドリブンの
オールジャパンのバイオバンク機能の強化、適切なオンライン診療 を含む遠隔医療の
推進や、ウェアラブルデバイス、プログラム医療機器等を用いた ヘルスケアにおける
DXを推進する。また、効率的かつ質が担保された医療・介護 の提供のため、AI・
ICT 等を活用した介護テクノロジーやデジタル技術を用いた 医療機器などの研究開発
及び社会実装を進める。
【成長戦略等のフォローアップ(令和5年6月 16 日閣議決定)】
Ⅲ.経済社会の多極集中化
1.デジタル田園都市国家構想の推進
(1)デジタル田園都市国家の実現に向けた基盤整備
(遠隔医療)
・オンライン診療を受診することが可能な場所や条件に関する方針について 2023 年
度中に検討し、2024 年度末までに当該方針を踏まえ、郵便局等の身近な場所でのオ
ンライン診療の実証を行う。また、2025 年度までエビデンス収集・構築の進め方に
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