【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (97 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【概要】
基礎研究、臨床研究ともに、免疫アレルギー疾患の若手研究者が減少している。「国
際的な人材の育成」を目標とし、若手研究者が代表者となる画期的な研究を推進する。
【成果の活用】シーズ探索や根源的な本態解明とともに、若手研究者への支援を行うこ
とにより、国内のみならず国際的競争力をもつ若手研究者の育成を目指す。
<疾患基礎研究 PJ>
【課題名】アレルゲン免疫療法の開発に資する研究(病態解明/診療の質の向上に資す
る研究)
【概要】アレルギー疾患治療においては、根治的な介入は少なく、治療薬中止による症
状の再燃など、患者の QOL を十分改善しているとはいえない。そのため、病態解明及
び効果判定モデルの作成、新規・既存の免疫療法の確立改善などを行う。
【成果の活用】新規診断法の開発や診療ガイドライン等の作成や改訂につなげる。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略実行計画 2021(令和3年6月 18 日閣議決定)】
第 13 章 重要分野における取組
2.医薬品産業の成長戦略
予防・重症化予防・健康づくりの健康増進効果等に関するエビデンスを確認・蓄
積するための実証事業の結果を踏まえて、特定健診・特定保健指導の見直しなど、
保険者や地方公共団体等の予防健康事業における活用につなげる。
【健康・医療戦略(令和7年2月 18 日閣議決定)】
Ⅳ 具体的施策
4.1 世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(4)8つの統合プロジェクト
⑤データ利活用・ライフコースプロジェクト
がん、難病、認知症等の疾患レジストリ、ゲノム・コホート研究で得られた成果や検
体に関する情報をデジタル化した加工データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフコー
スを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診断、治療等に資する研究開発を推
進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指す。また、医療分野の研究開発等
におけるデータ利活用を加速するようデータ基盤整備に取り組む。特に、AMED が支援
した研究開発で得られたデータを共有する仕組みを整備し、運用する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2025】 (令和7年6月 13 日閣議決定)
第2章 賃上げを起点とした成長型経済の実現
4. 国民の安心・安全の確保
(7)「誰一人取り残されない社会」の実現
「花粉症対策の全体像」178 に基づく発生源対策等、熱中症特別警戒情報の活用等の熱中
症対策、改正鳥獣保護 管理法 179 及び「クマ被害対策施策パッケージ」180 に基づくクマ
の人身被害対策、外来生物対 策を推進する。PFAS181 対策として、科学的知見の充
実や水道事業体への支援を進める。
97