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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

データ利活用・ライフコースプロジェクト PJ

女性の健康の包括的支援実用化研究事業
健康・生活衛生局 健康課
データ利活用・ライフコース研究開発事業部
発課
なし

当初予算額(千円)


令和5年度
147,834

令和6年度
147,834

ライフコース研究開

令和7年度
139,361

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
近年は、女性の就業等の増加、生涯出産数の減少による月経回数の増加、晩婚化等に
よる初産年齢の上昇、平均寿命の伸長など様々な要因により、女性の健康を脅かす疾病
構造が変化している(「第5次男女共同参画基本計画」
(令和2年 12 月 25 日閣議決定))。
加えて、人生 100 年時代を見据え、更なる活躍や健康寿命の延伸のために、治療方法に
関する普及啓発など、更年期前後からの健康支援が重要である。
国民のヘルスリテラシー(健康について最低限知っておくべき知識)の向上、女性の健
康課題に関するライフステージごとの違い、社会的要因、性差の機序等への対応等、近
年の変化に応じた支援が必要である。また、令和6年度には国立成育医療研究センター
に女性の健康総合センターが設立された。女性の身体的・精神的な健康及び女性医療に
関する研究を推進し、、女性の健康を脅かす社会的問題の解決を含めた包括的なエビデ
ンスに基づく健康増進支援が求められている。
【事業目標】
女性の健康に関する課題解決を目標とする。具体的には、女性の生涯を通じた健康や
疾患について、性差も加味し、かつライフステージの軸で包括的にとらえ、健康増進(予
防/診断/治療/予後・QOL」に資する研究開発とその実用化を推進する。
【研究のスコープ】
女性特有の疾患の生活習慣の改善等による予防法等の開発や性差に着目した健康増
進に係る手法等の開発、エビデンスの創出から実用化に向けた研究に取り組む。
・女性特有の疾病に関する疫学・臨床・基礎研究
・男女共通課題のうち特に女性の健康に資する疫学・臨床・基礎研究
【期待されるアウトプット】(※)
・研究成果の科学誌(IF5 以上)への論文掲載件数 20 件
・新たな疾患発症メカニズム解明の件数 1件
・研究成果の科学誌(IF5 未満等の他の科学誌)への論文掲載状況(管理指標)
【期待されるアウトカム】(※)
女性がより良い生涯を選択することを可能にする健康を享受できるような社会が創
成される。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】MRI による子宮筋腫のサブタイプおよび組織構成の非侵襲的な予測法に関す
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