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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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・日本国内における、学会等と連携した日米合同シンポジウム・ワークショップの開催 :
2件
・日本国外での、日米合同会議、シンポジウム、ワークショップ等の開催:6件
【期待されるアウトカム】(※)
米国・アジア地域との緊密な情報交換、日米共同での若手・女性研究者の育成推進は、
国際的に高いプレゼンスを示す優れた研究者の人材開発につながり、研究者間の将来に
わたる国際的な協力関係の構築も期待され、世界規模での感染症の発生時における迅速
な対応等にも貢献する。
若手研究者育成共同研究プログラムにおける、将来的に著しい成果が得られる可能性
のある研究については、AMED 研究における他の統合プロジェクトへの導出につながる。
<具体的な KPI>
・シーズの他の統合プロジェクトへの導出件数:1件
・日米医学の国際ネットワーク基盤を通じて、国際共同研究に発展した課題件数 (国
際共同研究グラントを獲得した件数):3件
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研
究活動の推進、日米医学協力計画を基軸とした「若手研究者育成共同研究プログラ
ム」、日米医学協力計画の次世代を担う若手研究者育成のためのメンタリング強化(令
和7年度継続中)
【概要】汎太平洋新興・再興感染症国際会議(EID)を、以下のとおり毎年度継続的に開催
した。シニアのみならず、若手研究者(若手・女性研究者共同公募の採択者を含む)
の最新の研究成果を発表・議論する場を提供した。
<EID 会議開催実績(令和 4 年度以降のみ記載)>
第 23 回 EID 令和5年3月開催:フィリピン
「アジアにまん延する微生物及び寄生虫疾患及び関連するがん疾患」
第 24 回 EID 令和6年3月開催:韓国
「アジアにまん延するウイルス疾患及び関連するがん疾患」
第 25 回 EID 令和7年3月開催:日本
日米医学協力計画 60 周年記念会議のため、全疾患分野対象
第 26 回 EID 令和 8 年3月頃開催(予定): 開催地未定
「アジアにまん延する微生物及び寄生虫疾患及び関連するがん疾患」
【成果の活用】国際的な感染症等の疾病発生時における迅速な対応等が可能となる協力
関係が構築された。また、日米のみならずアジア地域の研究者との共同研究を通して、
アジア地域における研究推進に貢献した。さらに、若手研究者のトレーニング・メン
タリングの機会や優秀な発表者への表彰を設けることで、若手研究者の奨励・育成に
繋げた。
2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】日米医学協力計画を基軸としたアジア地域等にまん延する疾病等に関する研
究活動の推進
【概要】米国・アジア諸国との連携の枠組みを強化する取組を推進する。9つの専門部
会のうち、特に国際的な流行・パンデミックが想定され、迅速な対応が求められるウ
イルス感染症分野と薬剤耐性菌(AMR)関連分野等について、重点を置いて行う。
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