【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (96 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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して、免疫アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上が期待される。
<ゲノム・データ基盤研究>
【課題名】疾患多様性理解と層別化に資する基盤的ゲノム・データ研究
【概要】ライフステージを俯瞰した疾患の発症、重症化予防、診断、治療などに資する
研究開発を推進する。令和8年度には、新たに、ゲノム情報や各種データベースなど
様々なリソースを利用するため、増額が必要となる。
【成果の活用】標準化した免疫アレルギー疾患データベースの利活用により、層別化医
療および疾患発症前・早期発症段階での適切な予防及び治療法選択の実現を図る。
<疾患基礎研究>
【課題名】免疫アレルギー疾患の克服に結びつく独創的な病態解明研究(若手研究者推
進領域)
【概要】免疫アレルギー疾患については、今も根本的な原因は十分解明できておらず、
根源的な本態解明のために長期的な研究が必要である。そのため、将来を見据え、若
手研究者でかつ国際的な人材育成をさらに推進する必要がある。
【成果の活用】将来的に世界で活躍する研究者育成の一助とする。また治療法等開発に
むけたシーズの探索及び病因病態解明、疾患モデルの作成に寄与する。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【ライフコース研究】
<医薬品研究>
【課題名】重症/難治性/治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関す
る開発研究
【概要】免疫アレルギー疾患では、重症・難治性・治療抵抗性のケースの場合、既存の
治療薬では、効果が十分といえず、QOL の長期的な低下や合併症の併存など多くの問
題に直面する。そのため、シーズ同定や剤型・投与経路・投与量の設定等の検討を行
うこと、ならびに革新的な治療薬の開発を行う。
【成果の活用】重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレルギー疾患の革新的な治療薬の開
発と実用化を通して、適切な新規治療法の選択による生活の質の維持向上が期待され
る。
<疾患基礎研究>
【課題名】臓器連関または異分野融合を取り入れた免疫アレルギー疾患の独創的な病態
解明研究
【概要】免疫アレルギー疾患は、複数臓器に症状をみとめることから、臓器連関的な研
究が不可欠である。さらには工学、理学、農学などの他の学問領域との連携も重要で
ある。そのため、免疫アレルギー疾患の独創的な病態解明に関し、他の領域にまたが
る研究を推進する。
【成果の活用】免疫アレルギー疾患患者の生活の維持向上に寄与する。また、新たな診
断法の開発や診療ガイドライン等の作成や改訂に資するエビデンスを創出する。
<疾患基礎研究 PJ>
【課題名】免疫アレルギー疾患の克服に結びつく独創的な病態解明研究(若手研究者推
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