【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》 |
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4.1 世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進(抜粋)
(4) 8つの統合プロジェクト⑤ データ利活用・ライフコースプロジェクト (抜粋)
がん、難病、認知症等の疾患レジストリ、ゲノム・コホート研究で得られた成果や検
体に関する情報をデジタル化した加工データ基盤の整備・利活用を促進し、ライフコー
スを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診断、治療等に資する研究開発を推
進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指す。また、医療分野の研究開発等
におけるデータ利活用を加速するようデータ基盤整備に取り組む。特に、AMED が支援し
た研究開発で得られたデータを共有する仕組みを整備し、運用する。
(5)疾患領域に関連した研究開発(抜粋)
第3期では、第2期に引き続き、がん、難病の視点でプロジェクトを横断して連携協力
を調整する体制を構築するとともに、生活習慣病、神経疾患・精神疾患、老年医学・認
知症、成育、歯科口腔保健については、各疾患に注目しつつ、ライフコースの視点で全
体的なマネジメントを導入して研究開発を推進する。
4.6 健康長寿社会の形成に資する新産業創出及び国際展開の促進等
4.6-1 新産業創出
(1)公的保険外のヘルスケア産業の促進等(抜粋)
○適正なサービス提供のための環境整備(イノベーションの社会実装)(抜粋)
・生活習慣病等との関連について最新の科学的な知見・データを収集し、健診項目等の
在り方について議論を行う。また、特定健診については実施主体である保険者による議
論も経て、健診項目等の継続した見直しを行う。
2
他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
本研究事業では健康づくり、健診・保健指導、生活習慣病対策等について、患者及び
臨床医等のニーズを網羅的に把握し、臨床応用への実現可能性等から有望なシーズを絞
り込み、研究開発を進めている。こうした研究の成果を国民に還元するため、厚生労働
省が実施する「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策政策研究事業」において、施策の
見直しや制度設計、患者及び臨床医等のニーズに適合した政策の立案・実行等につなげ
る研究を実施している。
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