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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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プロジェクト(PJ)名

研究事業名

感染症 PJ

新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進
研究事業

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課
感染症研究開発事業部・感染症研究開発課
健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課

当初予算額(千円)


令和5年度
2,087,931

令和6年度
2,087,931

令和7年度
2,030,232

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
治療薬の発達や予防接種の普及によって、一時は制圧されたかに見えた感染症は、新
興・再興感染症として今なお猛威をふるう可能性を有している。本研究事業は、感染症
対策上重要な病原体(感染症危機対応医薬品等を国内で利用できるようにすることが必
要な感染症(重点感染症)、結核、動物由来感染症、薬剤耐性菌、ヒト T 細胞白血病ウイ
ルス1型(HTLV-1)などの病原体)に対し、基礎的な研究から、ワクチン、診断薬、治
療薬の開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推進する。本事業では、関係文
書(「予防接種に関する基本的な計画」、「特定感染症予防指針」、「ストップ結核ジャパ
ンアクションプラン」、
「新型インフルエンザ対策行動計画」、
「国際的に脅威となる感染
症対策の強化のための国際連携等に関する基本戦略」、
「薬剤耐性(AMR)対策アクション
プラン」
(関係閣僚会議決定)等)、及び厚生科学審議会感染症部会に設置された危機対
応医薬品等に関する小委員会で審議される内容等を踏まえて研究開発を行う。
【事業目標】
感染症から国民及び世界の人々を守るため、感染症対策の総合的な強化を目指す。国内
外の感染症に関する基礎研究及び基盤技術の開発から、診断法・治療法・予防法の開発
等の実用化研究まで、切れ目なく推進する。
【研究のスコープ】
① 総合的な公衆衛生対策に資する研究
② 診療体制の確保、臨床研究の推進に資する研究
③ ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究
④ 危機対応医薬品等(MCM)に関する研究
⑤ 国際ネットワーク構築に資する研究
中・長期的な MCM の研究開発の考え方に基づき、これらの項目を主軸にし、特に重要
課題として以下を推進する。
今後の感染症危機に備えた重点感染症に関する総合的な対策に資する研究(危機対
応医薬品の研究開発等)
薬剤耐性(AMR)に対する新規治療法の開発研究
国内での市中感染が認められる感染症に対する予防・診断・治療法の開発研究
【期待されるアウトプット】(※)
・得られた病原体(インフルエンザ、デング熱、下痢症感染症、薬剤耐性菌)の全ゲノ
ムデータベース等を基にした、薬剤ターゲット部位の特定及び新たな迅速診断法等の
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