よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2024 年改訂版】(令和6年6月 21
日閣議決定)
【38 頁 Ⅴ-6.】
(4)再生・細胞医療・遺伝子治療等
認知症等の脳神経疾患の発症・進行抑制・治療法の開発を進めるとともに、10 万ゲノ
ム規模に向けて、がん・難病の全ゲノム解析等の事業実施組織を 2025 年度に設立し、
その成果の患者への還元や、情報基盤の整備を通じ、ゲノム創薬を始めとする次世代創
薬、iPS 細胞等の再生医療・創薬、細胞医療、遺伝子治療の取組を推進する。また、ラ
イフ・コースに着目した健康医療の研究開発を推進する。
この事業実施組織や、ゲノムのバイオバンクが中心となって、医学・薬学にとどまら
ず、バイオインフォマティクス、数理科学等の異分野まで含めた、関係する医療機関、
研究機関、スタートアップ等の企業と連携し、全ゲノム解析やマルチオミックス解析(特
定の症例に対し、DNA 解析、RNA 解析、タンパク質解析等の複数の手法で統合的・網羅
的に解析する方法)の結果や臨床情報等を利活用し、創薬の成功率の向上を図る。
【成長戦略等のフォローアップ】(令和5年6月 16 日閣議決定)
【5 頁 Ⅱ-3.】
(医療・医薬品・医療機器)
再生・細胞医療・遺伝子治療における、新たな医療技術の臨床研究・治験の推進やこれ
らの医療技術の製品化に向けた研究開発・製造基盤強化等の取組、遺伝子治療における
ゲノム編集技術の再生・細胞医療への応用やそれぞれの人の特性に合った薬効等を試験
できるオルガノイド(試験管内で人工的に作られるミニ臓器)等の革新的な研究開発を
引き続き進める。
【経済財政運営と改革の基本方針 2023】 (令和5年6月 16 日閣議決定)
【43 頁 第3章-3.-(1)】
(創薬力の強化等ヘルスケアの推進)
創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるため、構想会議中間取りまと
めを踏まえ、革新的医薬品候補のFIH試験を実施できる国際競争力ある臨床試験体制
の整備、臨床研究中核病院の承認要件の見直し、治験薬・バイオ医薬品の製造体制の整
備や人材の育成や確保など有望なシーズを速やかに実用化する国際水準の研究開発環
境の実現に取り組む。医療機関や企業の研究者による医療データの利活用を推進するた
め、個人識別性のないゲノムデータに関する個人情報保護法上の解釈の明確化等を図
る。
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)
【149 頁 別添-4.-(6)健康・医療】
今後の取組方針
○2022 年9月に策定した「全ゲノム解析等実行計画 2022」を着実に推進し、がんや難
病患者を対象とした全ゲノム解析及び全ゲノムデータ、マルチオミックスデータ、臨
床情報等を搭載した質の高い情報基盤を構築し、創薬や新規治療法等の開発を目指
す。解析結果等の速やかな日常診療への導入や、出口戦略に基づいた新たな個別化医
療の実現を推進。また、「良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるよ
42