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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(AMED研究)(案) (75 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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4.4 社会的課題の解決に資する研究開発の推進
(中略)
○国内外の臨床試験ネットワークの強化
アジアを中心とした治験・臨床試験ネットワークの強化を行う(後略)。
4.6-2 国際展開の推進
○アジア健康構想の推進
アジア健康構想を推進する上では、それぞれの国・地域の保健課題を踏まえ、以下の
ような事例のうち現地のニーズに基づいた適切な取組の充実を図る。
(中略)
○アフリカ健康構想の推進
アフリカ健康構想を推進する上では、それぞれの国・地域の保健課題を踏まえ、以下
のような事例のうち現地のニーズに基づいた適切な取組の充実を図る。


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
○「地球規模保健課題解決推進のための行政施策に関する研究事業」(厚生労働科学研
究)では、特に国際保健に係る政策の推進のための研究を行っている。一方、本研究
事業では、低・中所得国を研究フィールドとして、我が国発の医療技術、医療サービ
ス等の海外での活用に資する臨床研究や、生活習慣病予防技術を用いた介入研究を行
う。これら2つの研究事業には、政策研究の成果から将来の実装研究のシーズが発見
され、また実装研究における製品の海外での活用のプロセスを通じて、政策研究の対
象となる当該国における具体的な保健課題が抽出されるような連携・相乗効果が期待
される。
○ SATREPS ( サ ト レ ッ プ ス Science and Technology Research Partnership for
Sustainable Development)(AMED:感染症分野)では、開発途上国のニーズを基に、
地球規模課題を対象とした将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を、政府開
発援助(ODA)と連携して推進する。科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術
の獲得とこれらを通じたイノベーションの創出を目的としている。具体的には、研究
で得られた新たな知見や技術の将来的な製品化及び市場への普及、行政サービスへの
反映による社会や経済に便益等の、研究成果の社会還元に向けた国際共同研究を推進
している。SATREPS で得られた知見や技術の実装化を本事業で応用することにより、
SATREPS で国際共同研究が実施された国に加えて、他国での実装研究も行うことがで
き、さらには若手研究者の活躍が期待できる。(事業間連携強化)

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